東京2020オリンピック

オリンピックはご覧になりましたか?
世界がコロナ禍の中、開催がどうなるか、その他のことも、本当にいろいろありましたが
東京2020オリンピック、パラリンピックが夏とともに、終わりました。

今までも、オリンピックはテレビで観ていましたが、自国での開催、競技をリアルタイムで
観ることが出来るのは、贅沢だな~と思いました。
選手をはじめ、支えるスタッフも皆、金メダルを目指して頑張っていると思います。
金メダルって世界一!ですよね?
そう簡単に取れるものではありません。
オリンピックに出ることだけでも、本当に本当に!凄いことです。
高みを目指して、諦めずに頑張る選手を見て、多くの人が励まされたことと思います。

さて、バレーボールです。私個人の感想です。

今回の大会は、男子は予選突破し、決勝トーナメントで初戦、敗れました。
女子は、予選リーグで韓国に敗れ、決勝トーナメントに残ることが出来ませんでした。

まずは、低迷していた男子バレーの復活に、本当によかったなと思いました。
男子バレー、世界のトップの体格はまるでレスリングのようです。
あのジャンプサーブのスピードで、アウトのジャッジで、よくよけることが出来るな~と
観ていて何度も思いました。
筋肉の塊から、重たい鉄のようなアタックが飛んできます。
怖いわ!としか言えません。

多分、日本の選手はそこまで重たいボールではないかなと思いますが、いろんなトリックを使って
相手ブロッカーを惑わし、シャープなアタックを打ち込んでいました。
何より、選手たちが楽しんでいて、観ていて、こちらもうれしくなるバレーボールを
展開していました。
皆で力を合わせて、心を合わせて、集中して、バレーボールをする。
それが、今回のオリンピックの結果となったのだと思います。

女子バレーです。
エースの怪我により、チーム全体が意気消沈してしまった様子が、テレビからも伝わりました。
気持ちはわかります。何より当の本人が一番つらかったでしょう。

ですが、苦しい時にチームがもっとひとつになろう!とする、最初の土台作りである
チームワークが出来ていなかったのかな、と今回の結果を見て思います。

Vリーグの中心メンバーで構成されている日本代表です。
世界でも十分戦えるメンバーだったと思います。
でも今回の結果になったのは、そういったメンタル面が出来ていなかった
のではないかと私は思います。

最後の試合、ボールがコートの中にぽとぽと落ちて、試合をしていた選手からしたら
最悪の出来です。早くここを逃げたいとさえ自分だったら思う。

あんな雰囲気になったら、どうしたらいいか?

もう、頭をからっぽにして、ひたすら目の前のボールだけに集中して、プレーをすることです。
誰かがアタックを決めたら、全員で喜ぶ。
ミスをしたら、すぐに切り替える。次のことを考える。
それを、1人がして、2人がして、6人、12人と、チーム全体でしていくしかありません。
そうすることでしか、現状を打破することは出来ないのです。

それは、ジュニアバレーであろうが、ママさんバレーであろうが、部活のバレーであろうが
全日本代表であろうが、私は同じではないかと思います。

そして、代表だからこそ、やらなくてはいけないことがある。
努力したことが、いつも実る結果となるわけではなりません。
むしろ、苦しい大会だったと思います。プレッシャーもある。

だけれども、最後まで諦めない姿を見せなければいけなかったと、私は思うのです。
それが、これからの選手自身のためにもなります。
そういうチーム作りが出来なかったことを反省として、これからまた頑張ることだと思います。

いつも、ここから。
常に、今がスタートの気持ちです。
頑張れ!!ニッポン!!

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