5月5日こどもの日、ですね。
GWも後半に差し掛かってきました、いかがお過ごしですか?
関西の天気は、夕方くらいから崩れそうで大物洗濯は今日までかなーと
せっかく気候のいい時なのに・・とちょっと残念です。
さて、今回はいろいろ雑談もしたいところですが
バレーボールブログなのでw
2段トスを打つときの気をつけるところ、についてお伝えしたいと思います。
下の子が大学生となり、春季リーグも始まりました。
通う大学は今のところ関西の3部に所属していて、2部昇格を
目指して頑張っています。
学生リーグの模様については、またゆっくりお伝えしたいと思います。
高校時代ミドルだった下の子は、大学ではアウトサイドという
ポジションで現在、試合に出ています。
中学校の時はアウトサイドでした。レフトアタッカーですね。
高校でミドル(センター)になり、速攻とブロックが主な役割です。
アウトサイド、となると、その役割は変わってきます。
セッターの采配によるでしょうが、ここ!というときにトスが上がってくる。
或いはカットが乱れたボール、セッター以外からもトスが上がってきます。
いわゆる2段トス、どこからでも上がってきます。
トスが良かろうが、悪かろうが、何とかしないといけないポジションでもある。
私が考える、2段トスを打つときのポイントは主に3つあります。
①どこからトスが上がってくるのか、を見る(起点の確認)
②どんなトスが上がってくるのか、を見る(踏み込む位置の予想を立てる)
③トスの落下点の後ろに入り、前で捉える位置で打つ
①のどこからトスが上がってくるのか、では起点から落下予想点まで
を直線で結びます(頭の中で)その線に向かって90℃の角度
で入るよう、助走スタートの位置を調整します。
②どんなトスが上がってくるのか、ではアンダーでのトスなのか
オーバーなのか、上げるメンバーの体制から、予想をすることもできます。
先に大体の予測を立てておくことで、助走から踏み込み位置への
スピードにつながり、結果ジャンプをすることができる。
③トスの落下点を予想し、その後ろで踏み込みジャンプすることで
ボールを体の前で捉え、体重の乗ったアタックを打つことができる。
さらに、細かいことを言えば
ジャンプをしてからスイングを大きくすることです。
その為にはスイングで、肘を後ろへ引く。
打つときは
腕を大きく回し(できるだけ体の遠いところを手のひらが回るように)
体の前側でボールを捉えて打つ
ことが理想の形、だと私は考えます。
2段トスを打つことは、なかなか難しいことだと思います。
いいトスが上がってくる確率も、セッターのトスよりは低いでしょう。
多くの試合を観ていると、2段トスはオーバーよりもアンダーで
上がってくることが圧倒的に多い、ように見受けられます。
その方が、トスが安定しているのでしょうね。
2段トスを打つ局面としては、決していい局面ではないと思います。
時間がある分、相手もブロックが2枚ついてくる。
ですが、チームにとって、2段トスをしっかり打つ、決めることができる
存在がいれば、これほどありがたいことはありません。
そして、選手にとっては、どんなボールでも打つことができれば
素晴らしい武器、にもなりますね。
トスが近いときは、相手ブロックを見て、手に当ててコート外に出す。
トスが短いときは、それを早く予想し、助走のスタートを早くする。
最後の踏み込みで大きく歩幅を取り、クロス側奥に打ちたい。
トスが長ければ、アンテナがある分、クロス側に打つしかないでしょうが
何とか回転をつけて、相手レシーブが取りにくいボールを打つ。
トスが離れたら、踏み込みでしっかりひざを曲げジャンプをする。
体の前でボールを捉え、最後に腹筋を使って巻くように大きく打ちたい。
ミスをしない、ことはもちろん大切なこと、でもあります。
ですが、ここ!と上がってくるトスに、相手に返すだけの攻撃は
チャンスボールとなり、相手の攻撃をしやすくしてしまう。
難しいことでもあるけれど
何とかします!
全力で考えて
全力で決めに行くよう何とかします!
の姿勢を見せること、が実は一番大事なこと、かもしれません。
あとは練習や、試合での経験を積んで、自分の決めポイントを見つける。
技術を身につけることではないでしょうか。
いいトスを打てるだけでは面白くない。
2段トス、いいトスでないトス、を打ててこそ、アタッカーの面白さがある。
そこに行くまでに簡単にはいかない、けれど
決めたら、何とかしたら
チームのみんなが喜んでくれるよ。
がんばる価値はある。
こつこつ、全力で頑張っていこう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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