全国ママさんバレーボール大会 in奈良③

2セットめが始まる前、声掛けをしました。
迷わない!
迷ったとしても、すぐに突き進むこと。

人間だから、迷いが出ることもあります。
そんな中でも瞬時に切り替えて、自分が選んだ道を信じて、進むことです。

実際の局面では
ボールが自分のところへ飛んできた。
どうする?迷った。
こっちに決めた。
ボールをつながるところへあげる。
要は、引きずらないことが大切です。
ボールを触らないメンバーも、全員が、です。
ひとりが迷ったとしても、その後の動きでリカバリーが効くのです。

2セットめが始まりました。
相手の流れで1セットめを取られたから、出だしどうかなー、と思っていましたが
ちゃんと、気持ちを切り替えることが出来ていました。
すごいよ、みんな!

サーブも走っています。
こちらの速攻、Bクイックも決まります。
相手レフトアタッカーに対しての、ブロックが数本決まって
流れはこちらでした。
相手セッターは、ライトエースへとトスを集めだし
1セットめはほとんどなかった、ライトセミも使っていました。
もっと攻撃型のセッターかと思っていましたが、ツー攻撃がほとんどなく
意外な気がしました。

完全にこちらのペースで、こちらのムードで、進んでいた2セットめでした。
どれくらい点差があったのでしょう。
覚えているのは、16対11、こちらがリードしていて、流れが相手にいっては困る。
場面でのタイムアウトです。
ここくらいから、相手のサーブが走り出していたのでしょうか。
それでも、まだ余裕があったと思います。
私は、このセットの勝ちを確信していましたから。

相手のライトアタックが、こちらレフトの指先に当たり
ストレート側にブロックアウトが2本。
狙ってのブロックアウトです。相手の打ち方が上手いのです。

こちらも、相手のリズムを崩すようなアタックを打って、点を重ねます。
20点を先に取りました。
その時、相手は何点だったんだろう。

そこからです。

相手のサーブがこちらの
バックレフトの胸元へ。
バックレフトと、バックセンターの間。
フォワードセンターのすぐ後ろ。
真ん中のレシーバーと、バックセンターの間。
連続サーブポイント、です。

いや、素晴らしかったですよ。
ほんと、そのサーブは。
狙ったところに、間に、最後に、ストンと落ちるサーブでした。
こちらのレシーバーも、もちろん、あげようとしていましたが
あげることが出来ない。

最後は、真ん中レシーバーの頭の上。
オーバーで取ろうとしたサーブを、その両手をはじいて
後ろへと飛んでいきました。

20対22、セットカウント0-2で敗れました。

私は本当に、悔しくて悔しくて、泣くこともできませんでした。
どうしていたらよかったんだろう?
ずっと考えていました。

サーブポイントを取られだした時に、カット体制を、大胆に
前に詰めてもよかったか、と思います。
タイムアウトを、既に2回取っていたのも、痛かった、と思います。
タイムアウトは、私がベンチに合図を送って、取ってもらっています。
私のミスです。

応援に来てくださった方々に、お礼の挨拶をして、観客席へと戻りました。
兵庫県役員の方々の、顔を見たとたん、悔しさがよみがえり
泣けてきました。
本当に悔しい!!

第52回全国ママさんバレーボール大会
私たちのチームは第3位、の結果で幕を閉じました。

よくよーく考えたら全国で3位です。
すごいことです。本当に!

でも、私は思いました。
人間の欲は果てしないな、って。
私は、相手チームに敗れてしまって、大会が終わったのに
勝てたよなー。
って思ってしまうのですからw

そう考えることができる、のは
チームが力をつけてきた、ということに他なりません。
まだ、成長できそうな、我らがチームです。

日頃の練習や、試合の中で、課題をみつけ、克服する。
なんてことを、自分のチームではしたことがありませんがw
メンバーそれぞれがわかっているんじゃないか、と思っています。
わかっていなくても、別に構いません。

ママさんだしね。
楽しくやることが一番大事じゃない?

私の、いつもの原点にかえろう



たくさんの応援、本当にありがとうございました!!







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