近畿選抜ママさんバレーボール優勝大会 in京都①

連日、ママさんの試合模様ばかりお伝えしておりますw
もうしばらく、お付き合いいただけたら、と思います。

さて、奈良から帰って、中3日あけての京都です。
とてもいい天気で、紅葉の季節、見に行きたいなぁと思いつつ
向日市民体育館へ到着しました。
この大会には、兵庫県から3チームが出場しています。
校区の部、フリーの部A組、フリーの部B組、と3部門あり、私たちのチームは
フリーの部A組に入って、試合を行います。

フリーの部、は何がフリーなのかな
校区の部があるくらいなので、どこからでも参加、のフリーなのか、と思います。

兵庫県は、県の大会に出場するチームは、ひとつの小学校区か、中学校区内に
住民票があるメンバーで構成されていること、という規定があります。
なので、今回の近畿大会に出ている兵庫県のチームは、みな同じ校区内に住んでいる
メンバーが集まったチームです。
いわば偶然、ということになりますが、それもすごいことだな、と改めて感じます。

この大会には、9年前に出場していました。
それも京都だったと思います。あれから、9年経つのか。
40代前半だった9年前、大阪のチームと対戦した記憶だけあります。

開会式を経て、試合です。
最初の試合は、奈良との対戦でした。
体を動かしてみると、肩や足に筋肉痛が残っていて、体も重い・・・
みんな、同じような感じだったのではないでしょうか。

1セットめ、試合が始まってみると、メンバーの動きがよくて驚きました。
奈良の、大きな選手の攻撃にうまく対応しています。
低くしか上がらなかったレシーブボール。
それをうまくカバーして、相手に返しています。
ボールがよくつながっているのです。
私がバレーボールをしていて、楽しいなぁ、と思う瞬間です。

こちらのカットが、ネットを超えていきました。
セッターがブロックに跳び、相手のダイレクト攻撃を止めました。
今まで、できていなかったプレーです。
こちらのペースで、1セットめを取りました。

2セットめは、こちらのミスもあり、なかなかリードを広げることができず
僅差でのゲーム展開をしていましたが、最後は振り切り、2-0で勝ちました。
まずは1勝です。

次に対戦する滋賀のチームの、試合模様を観客席からみていました。
センターの速攻中心です。Aクイック、Bクイックどちらも打つ。
セッターが上手い。
バックセミは、少し高めのトスを高い打点から、ライト側レフト側、コート奥に打ってきます。
レフトは、低めのトスでパワーがありそうです。
ライトバックの守備範囲が広く、バックセンターのカバーにも入っています。
サーブも走っています。

京都のチームと、対戦していました。
どちらも似たような感じの、攻撃パターンで、3セットめも競っていましたが
最後は、京都のチームが勝利していました。


今日最後の試合です。頑張ろう!

対、滋賀。1セットめ。
上で見ているよりも、速攻トスが低くて速いです。
バックセミも、高い打点から打ってきます。
どこに打つか、最後まで分からないタイプの打ち方です。
レフトはブロックの指の先を狙っているのか、ボールがコートの奥に落ちます。
パワーもある。

こちらも、Bクイックで対抗します、よく決まっています。
レフトエースも、要所要所でポイントを決めます。
しかし、点差がなかなか縮まりません。
レシーブからの攻撃が出来ていないからです。

レシーブからの攻撃が出来ないと、連続ポイントを取ることが出来ません。
試合では、連続ポイントを取れないと、流れがこちらにやってこないのです。

加えて私の攻撃が、全然決まっていませんでした。
センターのブロックにかかり、ブロックを抜いても拾われています。
こちらのペースにならない、このセット。
みんな足も動いているし、声も出ています。
ムードも悪くない。
速攻に対してのブロックが定まらず、レシーブのコースを絞ることが出来ていなかったか。
こちらのサーブも弱いです。ポイントが取れていません。

1セットめを落としました。
結構な点差だったんじゃないか、と思います。
14対21。
強いな、と思いました。
どう対策するか。
まずは、サーブをもっと強く打つことです。

気持ちを切り替えて、頑張ろう。
みんなの顔は、元気です。

2セットめの出だし、最初のポイントを取り、こちらのペースでした。
サーブポイントも決まりました。
ブロックのワンタッチから、それをトスにする。
攻撃につなげる、打つ。
私の攻撃も、ようやく決まりだしました。
ちょうど、私の左手の前にボールが上がってきます。
トスとなったボールを、クロスに思い切り打つ。または軟打で落とす。
ブロックもついてきていません。

こちらが、かなりリードしていたかに思われましたが
相手も、じわじわと追いついてきていました。
相手セッターの強いサーブが、レフト側、ストレートに落ちます。

あれ、この場面、最近もあった、ような・・
悔しい思い出が、ふと頭をよぎります。
コートの中に、微妙な空気が漂い始めたとき
タイムアウトを監督が取ってくれました。
いいタイミングです。

どうしようか。
バックレフトと、真ん中レシーバーの位置を替えるか、ちょっと考えました。
バックレフト、レシーバーの顔を見ると、やってやる!の表情でした。
大丈夫そうです。
彼女のできる、を信じよう。

チーム全員、全国大会の二の舞にはなりたくない、の気持ちでした。
あんなに悔しい思いは、もうしたくない。

タイムアウトあけ、チームを立て直すことができました。
サーブカットがあがり、攻撃につなげます。
私の左手の前にあがったボールをクロスへ、思い切り打つ。
決まった。
やった!!
21対19で、このセットを取ることができました。

全国大会のリベンジが出来た!と、みんなうれしい気持ちでした。
まだ勝ってないけどね。
さぁ、勝負の3セットめ。

次回に続きますw

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