エースの役割


バレーボールにおけるエースの役割とは何でしょう?

試合が始まって、最初にトスが上がってくる人
どんな局面でも、臆することなく攻撃をする人
メンタル面でもチームの大黒柱となる人

みなさんは、どう思いますか?

チームのすべてのアタッカーが、試合で調子が良かったら、セッターはこんなに
うれしいことはありません。
どこにトスをあげようか?選び放題です。

でも、そんな夢のような展開は、私がバレーボールをしてきた中で
ほぼ見たことがありません。
誰かしら、ん?今日は調子悪い?というメンバーがいるものです。
そんなものです。
プロと呼ばれる人たちでも、試合にベストコンディションで臨むのは
なかなか難しいものなのです。


自分が調子が悪かろうが、よかろうが、トスが常に上がってくるのがエースです。
今日は調子がいいな~!はそれでいいでしょう。
どんどん打って、ガンガン点数を稼いでほしいと思います。

反対に、調子が悪い、体が重い、キレがない、そんな時でも
決めないといけないのがエースです。
エースは常に決めないといけないから。

だから、誰でもできるものではありません。
自分が調子が悪い時でも、自分で調子を徐々に取り戻し
みんなが納得してくれるラインまでは、いつも持っていかないといけないのです。

しんどいですね。
でも、誰にでもできるものではない。
自分が打たないと勝てない!と、強い気持ちを常に持って
試合に臨んで欲しいと思います。


自分の調子は二の次です。
どのみち、やらないといけないのだから。
できるか、できないか。ではありません。
やるか、やらないか。
いえ、やるしかありません。
ミスをしたとしても、すぐに切り替えて、次のことを考える。
試合の反省は、終わってからすればいい。
今は次の点を取ることに、集中です。

自分の盛り上げ方。
自分の立て直し方。
チームスポーツだから、みんなで助け合って、支えあってすればいいと思います。
でも、エースは、誰の助けも借りないで、まずは自分ひとりで立つことです。

エースは、チームの命運を担った人です。
最後に、エースが一生けん命打って、打って、それでも負けたのだったら仕方ない。
相手が強かった!
と、皆が納得してくれるのがエースです。

誰にでも、できるものではありません。
しんどいけれど、やりがいのあるのが、エースです。
頑張りましょう!

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