バレーボールばかり~春高バレー②

朝の空気がひんやりとしてきましたね。
雨の度にこれからは寒くなっていくのかな、と
季節の変わり目を感じています。


さて、春高バレー準決勝まで進んだ、下の子の学校です。
撮ってもらった記録を観て、あーそうだったのか、と
応援した自分の記憶と共に、お伝えしたいところなのですが
ま、個人のブログですし、ぼんやりとしたものでもいいのかな。
と思っています。
決勝戦に至っては、ほとんど内容は覚えていないのですけどねw

準決勝戦、下の子の代になって対戦するのは、初めてだと思います。
西播地区の強豪校、他の種目はサッカーも強い、で有名です。
見ていると、普通に攻撃ができるのはもちろんですが
センターは高いめの速攻に入っていますね。
レフト、ライトのトスはやや高め、でしょうか。
個々の技術力、というよりも、全体のチーム力でワーッと押してくる
チームカラーのように見えます。

試合が始まりました。
その前に戦った相手のほうが、攻撃、守備、サーブ、粘り、といった
部分で上のように感じました。
出足から、自分たちのペースで試合を進めています。
取られても、すぐに取り返す。みな落ち着いていますね。
先に20点に乗せました。

ラリーが続きます。
ネット際の攻防で、相手のブロックフォローだったか、のボールが
ホゥルディングのように見えました。
審判に訴える子供たち。
審判は反則を取らず、そのままラリーが続きます。
相手がラリーを制し、ポイントを取りました。
なおも、納得のいかない様子の子供たち。

そこから、安定していたプレーに崩れが見え始めました。
4,5点リードしていたのですが、あっという間に追いつかれました。
20点を超えてから、1点を取って取り返して、の攻防が続きます。
最初はぐらりと崩れ、相手にペースを持っていかれそうになりましたが
少しずつ自分たちのペースを戻し、集中して1点を取りに行っています。

応援しながら、横から見ていて、不思議と不安はありませんでした。
子供たちはやってくれるだろう、やれる。と思いました。

審判に抗議、することは、自分たちのためにはなりません。
確かにホゥルディング、のように感じましたが、高校バレーでは
ドリブルには厳しくても、ホゥルディングの判定には甘いな、と感じます。
そもそもオーバーパス、でセッターがボールを持ったように
トスをあげる、という場面も、結構見ることがある。
セッターのトス、で大丈夫だったら、レシーブで入りすぎて
腕でボールが止まったようになったとしても、反則を取らないでしょう。

20点を超えて、勝ちを急いではいけない。
そこからは、1点1点を大切に、息を吐きながら、じっくり
集中して、プレーに取組むことです。
そのままの流れで、攻めていけば勝てるのだから。

最後は、接戦を制し、1セットめを取りました。
ほっとしました。よかった!
このセットを取るか、取らないか、でその後のセットに影響が出る。
自分たちの勝ちが見えてからの崩れは、メンタル面で
結構なダメージを受けるんじゃないか。
そこを立て直し、諦めず、自分たちのプレーに戻すことが
できたことは大きい、強さでもある、と私は思いました。

2セットめ、は内容をほとんど覚えていないのですがw
1セットめと同じように、自分たちがカットをあげ、つなぎ
速攻から、両レフトエースへ、ライトへトスを振る。
みんなが躍動していた試合。
めざしていたバレーボールのかたち。


勝ちました。
決勝への進出が決定しました。

私たち親は3年間、子供たちの試合を間近で観ることが
ほぼできていませんでした。
3年生は最後であろう公式戦で
最高の試合を、観ることができていること
その試合を、みなで応援できていること。
ほんとうに嬉しいことだな、と思います。
親も子も、共に頑張ってきた。
親は何もできない中、一緒に耐えた。

贈りもの、ですよね。
しかも、最高の。
子供たちからの、先生方からの。

努力をすれば、必ず報われる世界ではない。
結果が伴う世界、でもない。
それがわかるからこそ、それができたときの価値がわかる。
ほんとうに、全てにありがとうって思う。

決勝戦までお送りする予定だったのですが・・w

続きは次回に。
今日も、頑張っていきましょう♪



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