6月半ばの月曜日、夕方からは雨が降ってきました。
九州、四国と梅雨入りし、今週末は天気も崩れる近畿地方も
ようやく梅雨入り、ですかね。
さて今回は、パリオリンピックの出場権を手に入れた
日本代表女子のこと、をお送りしたいと思います。
男女揃ってパリへ!を合言葉に、がんばってきた女子です。
ネーションズリーグ、カナダ戦で勝利すれば出場権を得ることができる!
大事な一戦、を観ていました。
久しぶりに、テレビで観る日本代表女子チームです。
キャプテンでエースの古賀選手を中心に、対角には石川選手
セッターには上尾の岩崎選手、ミドルは山田、荒木両選手、交代要員に
ヴィクトリーナの宮部選手です。
ライトは安定の林選手、リベロは2人で小島選手はレセプション(サーブカット)
と福留選手はディグ(スパイクレシーブ)専門ですね。
カナダ戦、世界ランキングは10位になっていますが
身長も高く、特にライトに入っている選手はトルコでプレーしていて
フォワードからも、バックからも強い、重たいアタックを打ち込んでいます。
セッターのトスも安定していますね。
1セットめ、出足はどちらも動きにやや硬さが見えます。
カナダの、高いブロックを意識しているからなのか
セッター岩崎選手のトスが、全体的にネットから離れているように見えます。
サーブカットも、Aキャッチがセッターに返っていませんね。
つなぎのトスもネットから離れている、とアタッカーは思い切り
打つことができません。
プレーの精度と動きのあまりよくない日本でしたが、カナダも乗れない様子です。
いいところでのサーブミス、カットミス、に救われました。
セッターにキャッチが返りはじめ、ラリーからの速攻で
少しずつ、日本の攻撃が決まりだしました。
セッターから速いトスがあがる。ブロックの間に抜ける。
ブロックが一枚か、一枚半になれば、古賀、石川両選手が打ち抜くことができる。
林選手の落ち着いたプレー、ブロックの隙間を狙うプッシュ。
カナダの、今ひとつ乗れないリズムにも助けられ、同じような流れで
1,2セットと取ることができました。
あと1セット取れば勝利し、オリンピックの出場権が手に入る!
ようやくここまでたどり着いた、3セットめです。
このまま勝って欲しい!!
カナダの選手のサーブカットが、セッターに入りはじめていました。
セッターにボールが返れば、レフトからセンターからは速い攻撃
エースがいるライトから、強烈なアタックが打ち込まれていました。
ブロックの上から、横から、入ったレシーブのところ、には打ってくれない。
ガンガンに乗ってきたカナダチーム。
乗せたくなかった、ですよね(泣)
この日、本調子ではなかった石川選手は井上選手と交代し
速いスイングからシャープなアタックで、少しの挽回を見せたものの
もう、カナダの勢いは止まりません。
1,2セットめは見られた、速攻もだんだん見られない。
レフト、ライト、と攻撃が単調になれば、ブロックに捕まってしまう。
カナダのサーブがエンドラインギリギリを狙ってくる。
アウトか、と見送ると入っている。
嫌な空気になる(泣)
そんな流れで、3,4セットと連取されました。
最終、5セットめ。
まだ望みはある。5セットめを取ればいい。
一進一退の接戦でした‥‥が、結果は13-15で敗れる。
カナダの、あの勢いを止めることはできませんでした💦
カナダ戦敗れはしましたが、その後の勝敗率との関係か
オリンピック出場が決まった日本代表女子です。
ともあれ、本当によかった♪
今、ものすごい人気の男子バレーと比べられてしまう女子バレーです。
選手たちも、日々、耳や目に入ってくる世間からの総評だけで疲れてしまう
のではないかな、とそれが心配です。
監督への選手の起用や、選手のその日の調子とか、いろいろ言っている
もはやファンなのか何なのか、よくわかりませんがw
バレーボールをしている選手たちとその関係スタッフたち
それ以外の人たちは、応援、だけすればいい、と私は思います。
当事者しかわからないこと、たくさんの想いがあるのだから
周りは応援だけして欲しい。それが力になる。
男子バレーは、確かに今熱い、面白い、です。
男子バレーの人気が出て、それを目指す子供たちが増えたことも素直に嬉しい。
ですが、女子は男子のような、運動能力はもともと持ち合わせていない。
男子バレーのようなこと、はできない、です。
だから男子、女子、それぞれへ
たくさんのガンバレ!!が欲しい。
選手たちは、日々練習をこなし、連日の試合をこなし
ものすごく、頑張っているなかで
悲しい想い、だけはして欲しくない。心からそう思います。
それは、どのスポーツでも同じ。
選手が戦うのは、相手チームの選手だけでいい。
いつも応援しています。
ガンバレニッポン!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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