加古川市冬季大会~ママさんバレー

暖かくなる、といわれていた2月12日日曜日。市の冬季大会が行われました。
場所は、自分が勤務している体育館です。
昨年11月に行われた、秋の大会は
県の他の試合と日程が近かったので、参加していませんでした。
そんな場合は、下へクラスが落とされるのですが
チーム数の関係なのか?現状のAクラスのまま、試合に出場し
対戦することができました。


予選2試合、最初の対戦は、いつも練習試合をしている
若い強豪チームです。秋の大会ではAクラス優勝。
練習試合にはあまり見ることのない、長身のセンターと若いレフト
エースが来ています。試合ですからね。
ライトセミは、他のチームから助っ人をお願いしているようです。
いつもは誰が入っているんだろう?

私たちのチームは、センターが不在でした。
代わりに、いつも県の大会は休めず出ることのできないメンバーに
入ってもらうことにしました。
レシーバーですが、アタックも打つことができます。

試合が始まりました。
Aクラスは、6チーム。抽選で3チームずつに分け、それぞれ2試合を戦います。
そこで1位のチーム同士が、最後に決勝戦を行う。
出足、こちらのエースが攻撃を決めました。
相手チームの、攻撃の中心は、長身センター速攻でAもBも打つ。
レフトエースは、若く滞空力がある。
打ち方が変則的で、ボールが出る場所がわかりませんね。
ブロックのタイミングが、めちゃくちゃわかりにくい。
打つ最後に、ストレートに切るタイプの打ち方のようです。
ブロックに最初に跳んだ時、クロス側に打つと思って、手を左に動かしたら
私の頭に、アタックを打たれたボールが当たりました。
どこ抜けた?というくらい打点がわかりませんw

相手はレシーブよく、こちらがいい体制で打てなかった攻撃に対して
チャンスボールのようにレシーブをあげます。
セッターがまた上手く、カットが入るとどこでもあげてきます。
相手の攻撃力は言わずもなが・・中心はセッターの前側ですが
バックライトも早いトスをクロス、ストレートと打ち分けます。

そして、サーブがいい。
こちらも頑張ってあげていますが、なんせ二段トスになると
その攻撃を、チャンスボールにされてしまう。
必死であげて、攻めてもなかなか決まらない。
1セットめは相手ペースのまま、で落としました。
穴はどこだろう?
バックセンター、バックセミ、中センあたりか。


こちらの動きも、悪いわけではないですのですが、なんせ
レシーブがよく、セッターに入ると最後、切り返しも速い。
こちらの体制が整わないまま、鋭い速攻を打たれ、成すすべなし(泣)

それでも、粘るしかありません。
そして、攻めること。打つ、とにかく打っていく。
甘いボールを返さないこと。
こちらが粘れば、相手もミスをするかも、しれません。
サーブでもう少し攻めたい。

2セットめ、切り替えよう。
諦めないことが大切。そんな心持ちでみな、頑張ります。
中盤まで競っていたように記憶していますが、実際はわかりませんw
相手のセッターに、ミスが出はじめました。
カットが少し乱れる、速攻はなし、レフトへ託す。
こちらのブロックとレシーブが、相手レフトエースのタイミングに慣れてくる。
レフトが決まらなくなる、ライトへあげる。
ライトのトスが、こちらのコートへ流れ気味になる。
それを無理に打ちにいく相手ライト、オーバーネットを取られました。
そんな感じが3,4本はあったように思います。

試合球が新品だったのか、とにかく滑るし、手のおさまりが悪く
とても扱いにくいな、と試合をしていて思いました。
そんなボールなので、相手セッターの少し顔の前から
バックトスをあげるフォームでは、手に入らなかったり
フォールディングを取られたりする。
そんな流れから、焦りが生まれ、慌ててトスをあげる、乱れる。
の悪循環。
こちらがレシーブを粘った後の攻撃が、決まりはじめたこともあって
中盤以降はこちらのペースでこのセットを進め、最後は取ることができました。

3セットめ、試合前にエンドラインに整列し、勝ちたい!と
いうより、負けたくない!と強く思いました。
出足、こちらのペースで試合が進みます。相手は立ち直っていない様子。
レフトエースが決まらなくなると、とたんに攻撃力が半減したように
感じます。センターは健在だったのですが、速攻をさほど使わない。
こちらは、あげてつなぐ、攻撃する。フォローに入る。
試合の流れはこちらのリズムです。
それを阻止しようと、相手セッターのトスツー攻撃で2本やられました。
どちらもレフト側。1本めは、ま、いいけど、2本めはダメじゃんw

こちらが18点になったとき、相手は12点くらいだったと思います。
そこから、16,7点くらいまで追い上げられました。
サーブが強い。
大体は、レフト線のストレートが狙われています。
焦らないで、落ち着いて、ここで1本あげて攻めたい。
サーブカットがセッターに入りました。
どこにあげたのか覚えていませんが、決まりました。
そのまま最後までいきたい。
サーブで攻める。
21点めは、バックセミのブロックだった、と思います。
相手のセンター攻撃を止めました。
やったー!2-1で勝利しました♪

自分たちのペースで試合ができている時、タイムアウトの時
試合中でも、こうしよう、こういこう、と私以外の声がよく聞こえます。
3セットめ終盤のタイムアウトでもそうでした。
レフトバックのレシーバーが、次はこうしよう、と声を掛ける。
レフトエースが、こうしたらいいよ、と声を掛ける。
みんなでそうだ!とうなづく。
チームがいい感じで回っているときの様子、です。

チーム一人一人が、戦略を持って、意思を持って、試合を運ぶ。
試合を作っていく。
そうすることが大切だと私は思う。
人からの指示待ち、ではなく、自分がこうするんだ。
の意思が展開を先に予想し、先に動く、機動力となる。

だから、勝てたのだ。と思います。
そうして勝った時の喜びと、満足感はまたひとしおなのではないか
と、私は思います。
だから、みんなとするバレーボールはやめられない。

続きはまた次回に。

長くなりましたw
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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