5月半ばの土曜日、朝から雨☔ですね。結構強降りです💦
さて今回は、5月の市広報にも記載されていた
部活動地域展開のこと、をお送りしたいと思います。
広報、ご覧になりましたか?
1、市、では基本目標として
・令和9年8月に、全ての部活動を終了する。
・子供たちと地域の方がともに活動する、地域クラブ活動を新たに開始する。
とあり
・環境が整った地域クラブは、令和8年8月から先行実施する。
2、地域クラブの特徴として
・子供たちは校区を超えて、自由に選択できる
・クラブは、競技志向から、レクリエーション志向までいろいろな設定可能。
・市の要件を満たす団体を募集し、クラブとして登録する。
・クラブは会員制とし、指導者の報酬、保険料など、運営にかかる費用は
原則として、参加者が負担する。
気がついたことですが
これまで、部活動、は学校教育の一環として、学生(ここでは中学生)
のみの参加となっていましたが、地域に移行することで
中学生と地域の方
両方が参加できる、ということなんですね。
部活動から地域クラブへ移行の大きな目的は、主に2つで
・教職員の働き方改革
・子供たちが自由に活動を選択できる
3、これからの市の取組み、として
・子供たちのやりたいこと、を選択できるようニーズの把握に努める。
・団体から個人まで広報することで、潜在的な指導者を確保し、多様な
活動を提供する環境を整備する。
・ニーズの多様化により、地域クラブの要件等を整理し、新たな種目など
様々な団体を募集する。
・申請の団体には、審査、指導者研修等を行い、地域クラブとして登録する。
・地域クラブの活動内容他、子供たち、保護者を中心に情報発信を行う。
・地域クラブの活動を調整・事務を担う運営団体を設置する。
・令和9年8月からの実施に向けて、試行的な活動を実施し、検証を行う。
今後の移行スケジュール、具体的には
令和7年9月~ 地域クラブの募集開始(先行実施分)
令和8年4月~ 地域クラブの案内を開始(同上)
8月~ 環境が整ったクラブから活動を開始(同上)
9月~ 地域クラブの募集を開始(正式な)
令和9年1月~ 新中学1年生への説明会開催
8月~ 平日、休日ともに全部活動を終了し、地域クラブへ移行する。
地域クラブの実施について
活動主体は、既存のスポーツ、文化芸術団体、大学、民間企業、NPOなど
地域で活動している団体を想定している。
指導は、教職員をはじめ、手を挙げた人、になるのでしょうね。
一定の研修はある、とあります。
そこもここも、曖昧…‥wだとは思いますが
市が部活動を廃止し、地域クラブへの移行を決めた以上、いえ
そもそもスポーツ庁が定めたこと、だったので
市も具体的に動き出した、ということだと思います。
神戸市は、こべかつ、として団体の募集から既に、スタートしています。
いくつかの質問に対する回答、を読んでいると
子供たちは、様々な活動から、やりたいことを自由に選択できる、点を
従来の部活動にはない、新しい地域クラブの特徴でありメリット。
としています。
ですが、保護者は
活動場所によっては、送迎が必要になり、参加費用の負担も発生する。
地域クラブを立ち上げ、活動をしていこう!とする個人、団体についても
活動場所の確保、活動における備品準備、指導者の報酬などはクラブ任せ、でしょう。
先行募集を開始する、今年の9月になってみないとわかりませんが
参加者、クラブ、双方にとって、なかなか高い壁、ではないか
と、私自身は思います。
そもそも、子どもたちが何をやりたいか、を
選択する自由と引き換えに、選択できない子、はどうするんだろう
の疑問があり
選べたとして
たまたま地域の学校が、活動場所だったらいいが
送迎が必要なら、保護者は行けるのか。
また、新たに参加費用負担も発生する。
もう決まったこと、だから、何を言っても、なのですが
参加する側の負担感が多すぎないかな、と親目線では思っています。
また、完全移行する令和9年8月、までに移行期間としてプレ、がある
これからの期間…地域クラブだ、部活動だ、で現役の中学生が心落ち着いて
今、頑張っていることに取り組めるよう、配慮も必要です。
心も体も大きく成長する、大切な時期である中学生期間。
全ての子供たちに門が開かれていた学校部活動から、地域クラブへ。
いろいろな事情で、子供たちの門が閉ざされないように、と
それを願うばかりです。
これからの動向と情報を注意深く見守っていきたい、と思います。
雨も上がったようです♪
ようやく、暖かくなってきましたね。
よい週末をお過ごしください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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