新生女子日本代表、真鍋ジャパンが始動しましたね。
この大会は
男子国際大会、ワールドリーグ
女子国際大会、ワールドグランプリ、に代わる大会として
国際バレーボール連盟（FIVB)により、2018年に新設された。
とあります。
1年にいち度、毎年あるようですね。コロナの影響で、2020年は中止。
2021年は感染拡大防止のため、イタリアのみで開催されたようです。
2022年今年の大会は、2019年大会以来
2大会ぶりに、世界各国で予選ラウンドが開催されています。
世界のトップチーム、男女16チームずつが参加しています。
女子は、アメリカ、中国、ブラジル、トルコ、日本
ドミニカ共和国、オランダ、イタリア、ベルギー、ドイツ
ポーランド、セルビア、韓国、タイ、カナダ、ブルガリア、の16チーム。
男子は、ブラジル、ポーランド、フランス、アメリカ
スロベニア、セルビア、アルゼンチン、イタリア、カナダ
日本、イラン、ドイツ、オランダ、ブルガリア、オーストラリア
中国、の16チーム。
予選ラウンド上位、8チームがファイナルラウンドに進出する。
とあり、開幕から6連勝の日本女子は、1位に入っています。
一方、男子は、アメリカに敗れてしまったのか、2位に入っています。
女子も、男子も、すごいですね。
女子は、東京オリンピックで振るわず
残念な結果となったのは、記憶に新しいですが
監督を真鍋さんに交代し、コーチ他スタッフも一新しています。
キャプテンに古賀選手を置き、今現在の快進撃です。
ようやく、ブルガリア戦、タイ戦を観ることができました。
職場のバレーボールに詳しい友人から、新生日本代表が素晴らしい！
特に古賀選手が、すごい！
と聞いていたので、ワクワクしながら、BS－TBSをつけました。
全体的に速い攻撃、です。
レフトは、高いトスではなく、どこからでも低いトスで攻撃する。
センターの多彩な攻撃、セッターの頭の上A、Ｂ
後ろへＣワイド、とライトへのワイド攻撃。
ライトも、バックＢくらいの速さです。
そして、何よりバックアタックが低い。
セッターのジャンプトスから、セミより低いくらいの
バックアタックのトスです。
主に真ん中、センターから打っていますが
ブロックにかかりだすと、ライト側からも低いトスからの
バックアタックを打ちます。
ラリー中に、あれをされると
相手は、ブロックを絞ることができない。
結果、レシーブのフォーメーションが取りにくい。
ですね。
そして、古賀選手がすごい！
プレーはもちろん、新チームのキャプテンとして
キャプテンシーすごい、です。
キャプテンとして、チームを統率する力、指導力。
自分が、チームのキャプテンとして
いちばん声を出す。
いちばん打つ。
いちばんレシーブする。
いちばん苦労する。
そして、いちばん喜ぶ。
それをしてやろう！する！の気持ちが体全体に表れていますね。
オリンピック予選で捻挫をし、悔しい思いをしたであろう古賀選手です。
今まで、顔が優しい選手だなーと見ていたのですが
ここへきて、がらっと印象が変わりました。
気持ちも、プレーも、全てが素晴らしい。
古賀選手だけでなく、もう一人のエースである井上選手も
凄い選手ですね。職人のような、落ち着いた玄人肌のプレーを
しています。
井上選手も、古賀選手も、両レフトエースには
フォワードでも、バックでも、どこからでも打つ。という
しかも、レシーブに入ってからのバックアタック、と
負担は大きくかかっているでしょうが、見事に期待に応えています。
チームワーク、チームの雰囲気がとてもいいのでしょう。
コートの中に入っている選手は、もちろん
試合の苦しい場面でメンバーチェンジをし、コートに入った選手が
自分の役割を、きっちり果たす。
自分の働きでチームのムードを変え、こちらに流れを持ってくる。
監督の采配も当たっているのでしょうが
チームの雰囲気がよくないと、なかなか、こんなにうまくいかないｗ
と、私は思います。
低いトスの場合、セッターの手をボールが離れたくらいに
踏み込む必要があります。
トスが長い、短い、高い、低い、を把握してから、踏み込みを
調整することができず、トス任せ、セッターとの呼吸任せに
なってしまうでしょう。
テレビの解説でも、少し合っていないですね。
と言っていましたが
アタッカーの踏み込みのタイミングと、最高の体制で打てるところへ
セッターのさまざまな体制から、そこへトスを持っていくのは
本当に至難の技、ではないか、と私は思います。
決めたところをスローモーションで見ていると
どのアタッカーも無理なく、いい体制で、打てているなと
思われる場面は、そうなかったな、とも思います。
しかし、それでも速いバレーボールを目指す。
世界と闘うために。
アタッカーは、充分な体制で打てない場面でも
セッターがアンダーを使わず
必死に、自分のところへトスを持ってきてくれている。
から、絶対に決める！の気持ちで打っている。
セッターに、ボールを持っていくために
ブロックに走り、精いっぱい跳ぶ。
ブロックに当たったボール、レシーブに食らいつく。
少しでも手に当てて、あげる。
そして、つなぐ。
そんなバレーボールをしようと、選手全員で頑張っている。
ことが、観ていて伝わってきます。
だから、こんなにも強いのかなーと
自分なりに分析しています。
何より、バレーボールが楽しそうで
選手みんなの顔が、キラキラと輝いていますね。
いいなー。
いいもの見せてもらっているなーと思います。
次の中国戦。
壁のような高さの中国相手にどんな闘いを、見せてくれるのか。
とても楽しみです。
ガンバレ、日本！
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