レシーブ~前方のボール②

急に気温が上がって、蒸し暑い一日でしたね。
何だか、体もどんより重い、瞼が重い。
そして、膝が痛い・・気圧のせい??
齢(よわい)50を超えると、湿気にこんなにも
左右されてしまうのか。
と、梅雨入りしたばかりなのに、ちょっと気が重くなっています。

さ、笑顔で、気持ちをあげていきましょうかw

前回お伝えした、レシーブで前のボールへの
体の使い方です。
今回は、その練習方法と、注意点をお伝えしたいと思います。

自分の構えている位置から、前のボールに対して
実際に、練習をしていきましょう。


レシーブする人です。
対面になり、前から打ってもらいます。
定位置を決めます。
その位置に構える。

打つ人です。
前に構えているレシーブする人、をめがけて打ちます。
構えている位置より、少し前、に落ちるように打ってあげましょう。
ミートをして、ボールに前回転をかけるといいですね。

レシーブする人です。
打つ人が、ボールをあげ、スイングに入りました。
ひじを引き、ボールをヒットする瞬間!
まさにその瞬間、構えたひざに体重を乗せて
あごを引く。今にも出れる、前傾姿勢になります。

ここでの注意点は
打たれる瞬間まで、構えている定位置から前に出ない、こと。
その位置でスタートできる前傾姿勢を取る、ことです。

今は、前に打ってくる、とわかっているので
前に出たくなるかもしれませんが
実際は
アタッカーはそのスイングから、右に左へ切るかもしれません。
または、ブロックに当たって、軌道が変わることもある。
前に落ちるとは限らない。

だから
打たれる前に、前に出ない。
打つ相手をよく見る。
定位置からどこにでも動ける、前傾姿勢を取る。
上半身、特に肩の力を抜いておく。
下半身、足首、膝、関節を柔らかく構える。

打たれたボールを、レシーブする時は
伸ばした両腕の、レシーブポイントに当てる。
ポイントに当たった時、両肘を締める。

どうですか?
いくつかの注意点、頭で考えだすと
今度は、体が動かないかもしれませんねw
最初から、すぐにできるはずありません。
まずは、頭に知識として入れて、ひとつずつで大丈夫。
意識して練習をしていくことだ、と思います。

次です。
構えている位置の前の前、とその前のボールです(ややこしい!)

打つ人は、ボールを打つ位置を少しずつ
レシーブする人から遠く、前へ、していきます。
打つボールのスピードは、強くなくていい。
レシーブする人が、前へ足を出し、蹴ってもっと前へ。
その位置に落ちるように、打ってあげましょう。

体の使い方は、前回お伝えしたようにやってみましょう


前へと出す足は、一歩めを小さく出すこと。
大きく出してしまうと、上半身が起き上がってしまう。
小さく、小さく、前傾姿勢を崩さないで動く。
最後、ここに落ちる!と思ったら
更に腰を落とし、前に出ている方のひざを床に近づける。
近づけながら、足で床を蹴る。
前に出ている方のひざを伸ばす。
両肩と伸ばした腕は、下半身より前にある。

そこまで動けるようになると
自分のレシーブ範囲は、身長の倍くらいまで前方に
いけるようになるでしょう。


体を投げ出して、レシーブする形を習得するときは
マットを使って、体の動きのコツを掴んでもいいかと思います。
或いは、前方からコーチが、レシーブの形にして組んだ手を
前から引っ張ってあげるのもいいでしょうね。

最初の構えは、低く低くしなくてもいい。
ボールが、自分のエリアに飛んできそうだ。
しかもかなりの前方、と読んだ時に
最後、床に限りなく近づき
ボールと床の間に、腕を滑り込ませる形になる。
野球のベースへの滑り込み、みたいな形。です。

体が、前への動きを習得するまで
繰り返しの練習が、必要になるでしょう。
でも、一旦習得してしまえば、案外
体は、年齢を重ねても覚えているものです。
バレーボールを始めて
筋力がついてくる、体力もついてくる
中学生期に習得できたら、理想的だと思います。


レシーブのコツは、構えから。
前傾姿勢で、相手が打たれる瞬間に
あごを引く。
獲物を狙う獣のように。

あげてやる!

その気持ちと、集中が
何よりの原動力になる


あげたボールを
エースが決めたとしても
そのポイントは、あなたのポイントだ。

さ、今日も一緒にレシーブ
頑張っていこう。

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