審判講習会~ママさんバレー

中国戦!見事に勝ちましたね!
観たのは、2セットめの終盤からだったのですが
1セットめを落とし、2セットめをリードして迎えた終盤。
石川選手がピンチサーバーで、今まさにサーブを打つ場面でした。
セッターが代わっていました。
試合を通じてトスを上げているところを、初めて見ましたが
躍動感溢れる、トスのあげ方です。そして強気。
レフト側からバックトスでライトへ。
それを林選手が遅れることもなく、しっかり打てていました。
レフト両エースも、躊躇することなく信頼して踏み込み
しっかりと、打つ体制へ持っていくことができていました。
いやぁーすごいなぁ。

さて、今回のタイトルである審判講習会、です。
ご興味のない方は、スルーしていただいて大丈夫ですw



ママさんバレーボール連盟では
試合では、チームそれぞれで相互審判をする取り決めになっています。
従って、県や地区の大会に出るチームは
チーム内で、審判員を育てる必要があります。
審判員を育てる役割、を担っているのは、審判部です。

日曜日は、初心者向けの審判講習会が行われました。
ここで言う初心者、とは。
講習会の受講が4回以下の人、です。
4回目の講習で認定テストを受け、合格をすると
認定証とワッペンをいただき、認定を受けた証となります。

もちろん、認定を受けたから、とすぐに試合で
審判をできるわけではありません。
審判長から、試合で吹いてみましょう、の承諾を得て
初めて審判デビューです。

初心者講習会には、1回目の受講者から
認定を受ける予定の、4回目の受講者まで来ています。
1日を午前午後に分け、それぞれの受講者に同じ内容で
講習を2回行います。

試合で審判をするために必要なのは、主審、副審、記録、線審、点示。
となり、審判団、と呼ばれます。
審判講習会では、点示(点数をつける人)以外の
主審、副審、記録、線審の講習をしています。

ここまでの説明が長くなりましたがw
審判講習会を経て、自分なりに考えたこと
を、お伝えしたいと思います。


審判部は
基本は主審、副審、記録、線審も全て一通りできることが大前提
の上で、講習を行うことができる。
が理想です。

ややこしいですねw

理想ではありますが、実際の自分の実力は
人に講習するなど、できません!の域ではあります。
それまでに、審判の復習をし、見直し、講習会に臨みます。

できないから、何も指導できないは理由になりませんね。
これは確かだろう、を受講者へお伝えする。
できることをする、を心がけてはいます。

しかし、講習会が終わった後は、いつもへとへとです。
何もできなかったな、の反省と疲労度倍増で家路についています。

どうしたら、もっと効率よくいくんだろう?
考える問題点をあげてみました。
①審判をするために、覚えなくてはいけない取り決めごとが多い。
②講習会、試合の頻度が少ない。

何が、問題なのでしょうか?
講習によって、勉強をして、その時は、みな理解もできます。
ですが、実践の頻度は少なく、自分の身についていることを
実感することは難しい。


審判をすることには、これ、という正解がありません。
あくまでも人が行うこと、判断に委ねられているからです。
もちろん、よし!とされる範囲はあります。
その、よし!を目指していく、道のりがひたすら長く、遠い。

取り決めごとが多いこと
講習会、試合の頻度が少ないこと
については、どうしようもないことです。
取り決めごとがなければ、試合もスムーズに美しく進行できない。
また、講習会を行う、役員はそのための準備等に時間を割く
ことは、これ以上できない。

では、どうしたらいいか?
なのですが
講習会でも、試合でも、これを見ればわかる。
という、カンペを用意したらいいのではないか、と思います。
主審、副審、記録、線審
それぞれの役割の取り決めごと、を記したもの、です。
試合で審判する、実践以外の取り決めのカンペ。
講習会の時も、試合の時も、見ることができるカンペ。
それがあれば、審判部も、試合で審判をする人も
講習会受講者も、ずいぶん気が楽になるのでは?と思います。

だって、覚えられないー!

審判長になんだって??と憤慨されそうですね。
できている人(審判長)もいるわけですからからねw
でも、思うんです。
審判部は、時間を割き、段取りを考え、準備をし、講習会を行う。
受講者は、受講のための時間を割く。
審判する人は、試合もありますが
審判することで、ある程度の緊張はあります。
度合いの大きな差はありますが、それぞれに負担はあります。

試合をするなら、審判もする。
審判をするなら、それなりの勉強も必要。
審判には、試合進行のための取り決めごとが多くある。
審判をするための段取り全てを、審判部が担う。

それに、何の異論もありません。
ただ、よし!までの道のり、の効率化と
負担を軽減、してはどうか、と思うんです。
カンペがあれば、ある程度のところまで誰でも行くことができる。
見ればわかるんだから。
そうすれば、みんなの負担が減るのではないか。
そこから先は、実践で経験を積む、しかありません。

負担が減れば、審判部に入ります!という人も
現れるのではないか、な・・。


どうでしょうか。
結構真剣に、考えましたw

長が講習会後に、言っていました。
この人に、この反則を取られたなら、もう仕方ない!
プレイヤーが納得してくれる。

そう思われる審判になれたらいいね。と。
そうですね。
それは、きっと技術だけではなく、それまでの道のりの努力。
経験を積むこと。

真摯に勉強を続けること。
最後は、その人の人間性。
によるものではないか、と理解をしています。

だけど、だけれども
富士山の5合目くらいまでは、車で行ってもいいのでは。
そこからの、道のりの方がきっと険しい。

て、あんたせめて7合目まで登ってから言いなさいよ!
ですかw
3合目までも来ていないじゃん。
長に怒られそうですが。

はい、今週の試合
審判も、試合も、頑張ります。










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