バレーボール教室~Jr.中学生6月

この週末は、ものすごく暑くなるとか・・
梅雨の中、雨が降らない日はとても暑いですね。
気温の高さに、梅雨の湿度が入って、まとわりつく感じです。
熱中症に注意です。
マスクを取るのもためらうし、かといってこの暑さ。
適度な気温の中で過ごす、また定期的な水分補給をお勧めします。

6月、2回目の教室が行われました。
今回中学生は、試験中と聞いていたので0かな?と
予想していたのですが、男子2人と女子1人が来てくれました。
ジュニアは、結構多く12人の子供たちが来てくれました。

ジュニアの教室は、主に館長とそのご友人である
同年代の男性が担当しています。
ご友人、バレーボールは、学生の頃はしていたのか?
経歴を、じっくり聞いたことはありませんw
加古川市のバレーボール協会に所属し、いつもは
社会人や学生の大会等の、お世話をされています。
私が、体育館に勤めた頃からの知り合いになりますが
気のいい、優しい方だと思います。

ジュニア、中学生共に、基礎のオーバーパス、アンダーパス
までは一緒に行います。
その後、中学生は対人レシーブをします。
ジュニアは、レシーブの面を作る練習をひとりずつ行います。


前後の動きとカットの面を作る。
①定位置に構える。
②前方から、逆回転のボールが来る。
③カットの面を作る。
④自分のおへその前、体の中心で。
⑤腕のレシーブエリアに当てる。
⑥当てた後、そのままの形で2歩ほど前に出る。
⑦定位置に戻る。

この練習でのポイントは、カットをレシーブエリアに当てた後
前に2歩ほど出る、ことです。
逆回転がかかったボールが、前方から投げられるので
伸ばした腕のレシーブエリアに当てれば、カットは返る。
カットをした場所で止まる。
或いは、ひざを伸ばす、腰を引くなどの癖をつけないためにも
カットをした場所から、そのままの姿勢で2歩ほど前に出る。
ことが大切です。

バレーボールをはじめたて、の子は、その形のまま前に出る。
ことが難しい、と思います。
手に当てることが精いっぱいですから。
最初は、ボールは出さずに
レシーブの面の形を作り、構えたままで動く。
だけ、してみてもいいかと思います。
その動きがスムーズにできて来たら、一連の動きの中で
こちらがボールを腕の面をめがけて、投げてあげてもいいでしょうね。

ジュニアのチームに所属している子は、日頃から
そんな練習をしているのでしょう。
体重移動はスムーズに行うことができています。
構えも低い。
ですが、絶妙に体の横、中心からずれた場所でカットをする。
癖がついている子もいます。


もちろん、いつも真正面でなくてもいい。
中心からずれていてもいい。
練習をこなしていくうちに、そのような形になった。
自分がしやすいのはその形、なのだと思います。
実践では、レシーブでも、サーブレシーブでも
真正面ですることは、あまりない。


体からずれた位置で、カットしていたとしても
カットをする瞬間に、前傾姿勢になっていること。
そうなれば、ボールがどんどん強くなる
強打レシーブをする。
強烈なサーブを受ける。局面でも大丈夫でしょう。
カットをした後に、そのまま前に体重移動をする。
のは、その先の局面のための、最初の大切な一歩ではないか
と、私は思っています。

ゲーム形式をして欲しい、という要望がありました。
12人いたので6対6に分かれて、最後は乱打をしてみました。
それぞれセッターは固定です。


乱打形式で
ジュニアチームに所属している子は、積極的に動きます。
日頃練習をこなしている子でも、トスとのタイミングや
ボールとの距離が合えば、アタックを相手コートに返すことができます。
が、トスをあげるのもジュニアなら、そうそうきれいなトスは
あがってこないですね。
たまに素晴らしいトスがあがったと思えば、アタッカーが
準備できていなかったり。
そして、6人だとコートが広い。
打つ方もどこに打つか、どこに打ちたいのか、までわからない。
それをレシーブするのは至難のわざ、ですねw

子供たちは、とても楽しそうにしているので、それでよし。
なのですが、こうして見ていると
個々のバレーボールの技術は、そこそこできていても
それを6人のフォーメーションで機能する、機能させる。ことは
本当に難しいのだな、と思います。
最初に、サーブカットという最大の難関が、ジュニアにはあるからね。

娘がジュニアバレーをしていた時、試合で
最初の、サーブカットがあがらんやん!
とどれだけ、もどかしい思いをしたことか。
そして、サーブが試合になると入らない。


ジュニアチームを作ることを考えたとき
①ボール投げから、打ちつけをマスターするー>サーブ練習をする。
②遠方からのボールに慣れる、落下点の予測ー>サーブカットの練習をする。
サーブをマスターし、常に入れるように練習する。
サーブカットに慣れ、ひとりひとりのとれる範囲を徐々に広げる。
練習が最初に必要なのかな、と今は思います。

とはいえ、ジュニア、小学生のうちはボールに慣れること
楽しく、自由に動くこと。
がいちばん大切ではないか、と私はずっと思っています。
だから、チームに所属していなくてもいい。
教室で私たちは、バレーボールの基本、を伝える。
あとは、基本の形ができるように繰り返し練習をする。
か、しないかは、その子次第。

ジュニアが帰ったあと
中学生男子からゲーム形式でしたい!と言われ
いや、3人でどやってする?
来週は、もう少し来てくれるかも、だからw

7月の日程で、ジュニア、大人と同じく変更があります。
7月の教室は、6日、13日、19日(火)になります。
よろしくお願いいたします!

子供たち、熱中症にくれぐれも気をつけて。
そろそろ始まる中学校総合体育大会も頑張って欲しいです。






コメント