革バレーボール教室のこと

この教室を立ち上げたのは、前館長です。
前館長がバレーボール部出身だったので、ご自分がしたかったというのも
あっただろうと思います。
一緒に教室をしている姿を見て、楽しそうで、本当にバレーが好き
なんだな、と思っていました。
始まってから7年にはなると思います。

始めた当初、私はレシーブボールを打つのに、ミートが上手く出来ず
どうしたものか・・、前館長に聞くと、教えてくれました。
もともとミートがいい方ではないのです。
アタックも音がしない、とよく言われていました。
なぜ、ボールのミートがよくないのか??
上手く出来ないのか??

突き詰めて考えることも、改善することもせずに、ここまで来ました。

前館長に教えてもらうことで、コツをつかんで、出来るようにはなりました。
でも、それ以外のバレーボールにおける技術的なことを、
教室に来てくれた方々に伝えるときに
自分の感覚で今までバレーボールをしてきたから
いざ言葉で伝えようとすると、本当に難しい・・・。

そして、これで本当にいいのだろうか?
来てくれた方々に伝わっているのだろうか?
と新たな疑問が湧いてきました。
自分のしてきたこと、それを伝えるための裏付け、が欲しくて
日本スポーツ協会、公認スポーツ指導者講習を受けることにしました。
勉強をして、テストを受け、無事にコーチ3まで取得することが出来たのですが
自分の疑問が解決できたか??

わかりません。

でも、勉強をしたことで、いろいろなスポーツにも共通する、体のこと
トレーニングのこと、栄養のこと、指導者としての心構え、など他にも多くのことを
学ぶことは出来ました。

現在、革バレーボール教室には、いろいろな年齢の方が来てくれています。
主にママさんの年齢層が多いのですが、もっと若い方、男性もいらっしゃいます。
13時から、と忙しい時間帯にも関わらず、来てくれることが、本当にうれしく思います。

人数は、10数人くらいで、メンバーも日によって違います。
来れるときに来てくれたらいいな、と私は思っています。
事業としては、これではダメなのかもしれませんが。

教室をしていて、
技術的なことを、もっと一人一人、じっくりお伝え出来たらいいな、といつも思います。
ですが、限られた時間の中、個別でお伝えすることは、なかなか難しいのが現状です。

自分のママさんバレーボールチームについても
同じことが言えるのですが
長年バレーボールをしてきて、してきた形を変えることは
とても難しいことじゃないかな、と思います。
もちろん、時間をかけて毎日練習をすれば、出来るようになるでしょう。

でも、時間のない中でも、
自分がこんなプレーが出来るようになりたい!と頭に思い描き
それを、言葉で理解する。
それから、ボールを触るか
何もわからない状態で、ボールを触るかでは
その先が変わってくるのではないか、と私は思います。
少しずつでも上達しよう!の心意気です。

教室で今日初めて会った人と、一緒にバレーボールをする。
ボールをつなげることで、心もつながる。
ボールを落とさないこと、最後まで諦めないこと。
バレーボールをする全ての人が出来ること。

そして、最後はね。
あぁ、終わった終わった!
今日もよく頑張った、よく笑った。
でいいですよね。

楽しくないと。
少なくとも、私は真剣に!

楽しんでいますw

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