夏休みジュニア教室~2022②

蒸し暑いー!!
空模様今日はぐずぐずで、遠くで雷の音が聞こえています。
これはひと雨来そう・・雨が降ってくると、タロウが
家に入れろーとうるさくてw

さて、ここ2年コロナで開催できなかった、夏休みジュニア教室です。
例年だと、初めて見る顔や、他のチームに所属している子や
たくさんの子たちが、来ていたように記憶しているのですが
今年は、初めての子供たち、がいませんでした。

市の広報と、館内の案内だけだから、周知不足だったのか
時間的に、送迎の親御さんが忙しいから、なのか
理由はわかりませんが、そこが少し残念だったなと思います。

いつもの教室では、私はジュニアの練習はノータッチです。
顔は、みんなわかります。どんな子供たちが来てくれているのか
把握はしています。

今年度に入って来はじめた子供たちの、練習での様子を
初めてじっくり見ることができました。
バレーボール初めて、がいないので、みんな上手ですねw
見ていて気になった点は3つです。

①オーバーパスのボールを捉える位置と手の形
②アンダーパスを遠くに飛ばすときの持っていき方
③レシーブ範囲、少し横のボール

今回は、②アンダーパスを遠くに飛ばすときの持っていき方
について、お伝えしようと思います。

ジュニアチームでは、セッターでも、アンダーパスで
トスをあげることが、多いように思います。
小学生にとっては、オーバーパスはハードルが高く
その技術を習得するまでに、時間がかかります。
まだ体も手も小さく、オーバーパスにはコツも必要ですね。

オーバーパスのことについては、こうすればいい、という
私なりの考えや、方法はわかっています。
が、それをバレーボール初めての子供たちや
始めてはいるが、既に癖がついていて
それを改善するには、どうしたらいいんだろう。
それは中学生でも、ママさんでも同じです。
いつも、伝える時に考えていますが、こうしたらいい!の
答えは、まだ掴めないでいます。

というわけでw

アンダーパスでトスをあげることも多い、ジュニアです。
アンダーパスで、持っていきたいところ
持っていきたいトス、があるとき
最初に、ボールの落下点の後ろへ入りますね。


アンダーパスのボールを捉える点が、起点になります。
そこから、持っていく目標点への放物線を描いてみましょう。

放物線を先に描くことによって、そのように持っていこうと意識と体が動きます。
要するに、あがったとこ勝負、ではなく
先にこんなボールを、こんなトスを、と考えることが大切です。


先に考えると
自分が描く放物線の曲線のように、ボールが当たる手の面
下半身の使い方、力の持っていき方、をしなくてはいけませんね。

例えば、自分から近い位置、へパスを持っていく場合
トスを持っていく場合
腕の面の角度は、どうなるでしょう?
床と平行まではいかないにしても、それに近い角度になりますね。
直上パスのような、そこから前への体重移動で、膝と腰でボールを運ぶ。

自分から遠い位置、へトスやパスを持っていく場合
ボールを捉えるとき、腕の面の角度は、床に対して45度くらいでしょうか。
起点から目標点への距離によって、ひざと腰を使う力加減が変わります。
距離が遠い場合は、下半身を大きく使わないといけませんね。

いずれにしても、遠い位置に持っていく場合
体を大きく使うには、ボールに入りすぎないこと
少し離れた位置から、腕を伸ばしてボールを捉える。
斜め上前、に大きくボールを運ぶ。

見ていると、ボールに入りすぎる(自分との距離が近い)ため
ボールを体の横で捉えたり、持っていくためにひじを曲げたり
と、手だけで持っていっています。
小手先だけの技術を、身につけないことです。


ボールは目標点へいけばいい、というものではなく
それまでの体の動きや、面を目標点へ向けることによって
次のボールを捉える人は、準備ができる。
どんなボールがくるのか、の予想もできる。


まだ、手だけで持っていこうとすると
例えば、ボールが汗でぬれていて滑るとき
ボールがするりと、手を抜けていくことがあります。
体がボールに入っていないからです。

だから
ボールに入りすぎていて、手だけで運ぼうとしているときは
もっとボールから離れたらいい。
か、もう一歩早くボールの落下点へと入り、オーバーパスで
持っていくことができたらもっといい、ですね。

アンダーパスも、オーバーパスも体の使い方、です。
うまくいかない時は、ボールを捉える位置とその体の使い方
に原因があります。
オーバーパスはアンダーパスより、気をつける点が多く
少し複雑で難しいですが
アンダーパスは、改善点を意識して行うことで、できるように
なるのではないでしょうか。

次回は、レシーブ範囲、横のボール。
をお伝えしたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。






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