役員の役割 ~ママさんバレーボール

私たちのチームが所属している兵庫県ママさんバレーボール連盟には
いくつかの部門があります。
総務部は、連盟内全体のお世話係、来賓への対応など
競技部は、大会の段取り全て、抽選会から当日大会の進行など
審判部は、大会の設営、当日の審判、審判講習会など
のすることがそれぞれあります。各地区毎にも分かれています。
西播、東播、神戸、阪神です。

各地区、各部門の役員さんたち。
どう選出されるか、なのですが、これは全て推薦、になります。
地区、県の大会に出場している。
チームの基盤がしっかりしているように見える。
そこそこ強い。
チームに所属している
周りの人たちとうまくやっていけそうな人。
が選出されているのではないか、と私は勝手に予想していますw

各部門、それぞれの役割があり、さまざまな活動がありますが
もちろん、活動して時給をもらえるわけではありません。
交通費と一日の活動だったら、お昼ご飯はいただけます。

ママさんバレーをするまでは、5号球のクラブチームに所属していましたが
クラブチームの取りまとめは、各県のバレーボール協会で、大会の審判も
他から来てくれていたように思います。

ママさんバレーは、連盟内のことは、県と地区の連盟が全て執り行っており
私たちが先日出場した全国大会は、全国ママさん連盟、が執り行っています。

それもすごいことだな、と今更ながら思いますが、
大会の審判も、全て相互審判で、チームに所属してママさんバレーボールをする以上
審判もできなくてはいけませんよ。という考え方です。

私は、東播地区の審判部に所属しており、先日2年ぶりの審判講習会が
ありました。

審判講習会は、相互審判できるように、審判を育てる講習会です。
試合で審判をするためには
4回の審判講習会を受講し、審判としての知識と試合のシュミレーションを頭に入れます。
最後にペーパーテストを受け、合格してから
審判として吹くことが出来ますよ、の認定を受けることが出来ます。

ママさんバレーボール独自の、審判ガイドブックもあります。

さて、2年ぶりの審判講習会です。
私は審判部、なので、講習をするほう、になります。
といっても、審判部に所属して、3年?でしょうか。
人に指導するなんてとんでもない!という思いです。
日頃、自分が試合でしているのは、主審なので、主審のことしか主にはわかりません。
なので、講習会の準備と、運営と、諸先輩方のしていることを
見て、講習する人と一緒に、勉強する立場です。

モデルチーム2チームに来てもらって、初めからの試合の流れを、講習していきます。
各チーム、受講をするために集まってくれた受講生たちに
部長が全体的なことを説明して、はじめに重点学習します。
その後、上の部員さんが、線審、記録、副審、主審に入った人それぞれに
指導をしていきます。
私は、指導する部員さんのお手伝いと、自分も講習を受けました。

主審については、日頃試合で経験しているので、まだいい方です。
線審は、うまくはできませんが、いそじの大会で経験できて
今回も重点学習で、2回することが出来て、練習すれば何とかなりそうです。
記録、も細かいわからないことはありますが、前より理解できてきました。

問題は、副審。です。
講習を受けさせてもらいましたが、副審のやることの多さ、動きの多さ
に全く対応することが出来ていません。
主審のサポートをするどころか、これではお荷物です。
難しい・・、難しすぎる。
することを頭でわかっていても、実践になると全くできない。

経験しかないのだろうな、と思いますが。
このレベルで実践でさせてもらえるのか、のそもそも問題もあります。

部長が言っていました。
その試合のいかんは、審判が握っている。と。
そうだと思います。
試合をしている方の身として、審判がいまひとつだと
試合の流れや、中身が、ちょっと残念なことになることもあります。

ただ、自分も審判をするようになってから、審判の判断に対して
不服を申し立てることは、ほとんどなくなったように思います。
審判をしていて、試合をしている選手に何か言われると
結構こたえます。その辛さがわかる。

先日の全国大会では、私たちのチームに
東播地区審判部の部長が、帯同してくれました。
最初は、私が他の試合で主審をすることになっていたのですが
大会で試合もして、キャプテンでは荷も重いだろうと、帯同してくれたのです。

本当にありがたかったです。
脚の調子も悪かったので、これで審判もあったら
つぶれていたかもしれません、ほんとに。
私以外のメンバーは、いつも通り審判団として、部長の主審のもと
立派に役割を果たしてくれました。

私の副審、どうするか?問題はさておき

各部門の各役員の方々は、各地区のチームから選出されたがゆえに
その役割を担っている。
そして、その役員なくしては、連盟運営は成り立たない。

学校の役員であれば、子供のためであり、任期も長くても
子供が学生の間、数年ですよね。

ママさんの役員はそうはいかない。
役員をやめるときは、バレーボールを辞める時。
だと言われています。

以前は、嫌で仕方がなかった役員の仕事です。
競技部だったときは、朝から夕方まで一日、試合のお手伝いをして
へとへとになって、最後はダメ出しされます。
審判部は、もっと緊張の連続です。ペーペーは、いいことなんもない。
立候補したわけでもない役員なのに
いつもおこられてばかりやん。

自分が、もっとできのいい人だったら
もっときちっとした、人だったら
役員に向いていただろうに。と何度思ったかわかりません。

でも、いつか自分のチームのためになるだろう。
とやってきた役員です。
自己犠牲、の精神など、さらさらありませんが
そう思わないと、やっていけなかったからです。

今、チームが、全国大会に出場をすることができて
役員さんのありがたさを、しみじみと
身をもって、感じることができました。

今、思うのは
審判部の一員として
全ての役割を、ひととおり出来るようにする。
講習会でも、役に立てるようにする。
ことをやっていきたいな、と考えています。

いや、ほんと尊いです。
役員さんの役割は。
私にもいつかできるだろう、と信じて
頑張ってみようと思います。









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