バレーボールばかり~春高バレー④

今日も穏やかな、暖かい一日でしたね。
週初めの月曜日、どうでしたか?
仕事中に、今日は木曜日??と聞かれて、はい。と答えたくらい
曜日感覚が、なくなってきた最近ですw

さて、バレーボールバカ・・をいえ、バレーボールばかりを
そろそろ最終回にしたいと思います。
3年生の大舞台、決勝戦を終わりまで突っ走りましょう!

2セットめ、はじまりました。
最初から、エースが決めていきます。
レシーブを上げ、つなぐ、攻撃をする。決まる!
出足からずっと、こちらのペースで試合が進行しています。
1セットめのような相手ペースのバレーは息をひそめ・・
一体何が、どうよかったんだろう?
相手は、どうして自分たちのペースに持っていけなかったのか。

考えてみました。
いや、録画を観ろよw

思い返してみると
こちらが、速攻を使い、決まりはじめたこと。
レフト両エースのうち、1セットめは思うように
打つことができなかった方の、エースが当たりはじめたこと。
1セットめも崩れていなかったカット。
そこから速攻を使うことで、相手のブロックに注意を促す。
速攻がある、というだけで、レフトと、ライトへ移動する
ブロックに遅れが出る。
1枚ないし、1枚半になることで、両サイドの攻撃は
思い切って打つことができる。

こちらのリズム、ですよね。
1セットめは思うように打てなかったエース。
サーブカットから、攻撃に入る。
セッターはきれいなトスをレフトへ持ってくる。
まっすぐから助走に入り、体を右へひねって、クロスへ打ち放つ。
テレビ放送でも、スローで抜かれていたのではないでしょうか。


サーブも走ります。
リベロも、よく足が動いている、拾う、つなぐ。
声を大きく出し、チームを引っ張ります。
カットが入ると、セッターは自分の思うようにアタッカーを使える。
少々入らなくても、アンダーからのトス
それを出すタイミングが、
とてもうまい。
ネットに近いボールも、難なくさばくことができるセッターです。

2セットめを1セットめと同じくらいの点差で、もぎ取りました。

そのままのペースでいってくれ!
そのバレーをすれば、いける。
そう願った3セットめ。

相手は、センター攻撃、セミを多用しはじめました。
ブロックを2枚跳ばないと、高い打点から、左右に打ちつけられる。
ここ、というときは、センターを使ってくる。
右にも左にも、どちらにも落とせるアタッカー。

うーん・・・
1枚ブロックでは、止めることができない、拾えない。
こちらの攻撃も、思うように展開することができない。
こちらのバレーをさせてもらえないまま、終始相手のペースです

3セットめを落としました。

それでも、こちらが大きく崩れたわけではない。
相手の高さに、やられただけ。
切り替えて欲しい4セットめ。

やや相手ペースで、後半まで進んでいます。
ライトからの、クロス奥へのレシーブがなかなか拾うことができない。
ブロックの上なのか、横からなのか、パワフルなアタックを打ち込んでくる。
こちらも粘る、拾う、つなぐ、攻撃をする。

相手は、先に20点に乗せました。
こちらは、何点だったのか?15,6点だったのでしょうか。
試合は進む。
相手23点。こちらは、20点だったか?
こちらがラリーを制する。
流れが来てほしい。誰もまだ諦めていない。
なんだろう・・少しの時間が空いた。
こちらのサーブ。


ネットにかかる。

キャー!!ですよ。内心w
だって相手は、マッチポーイント!じゃないですか。
でもね、誰も責めませんよ。ここまで来たら。


相手は、メンバーチェンジでピンチサーバーを出す。
最後の1点を、劇的に取らせる作戦だったのか??
まったく覚えていませんでしたけどね、そんなことはw

そして・・
なんと!!
サーブがレフトストレート側に、アウトだったんですね。
その時ジャッジした、レフトエースの本当に嬉しそうな顔!!
忘れられませんよ、私はw

そこからの反撃です。
いくつかのラリーを制し、22点まで取りました。確か・・
相手はタイムアウト。

相手は24点を取っていますからね、心理的には優位でしょう。
タイムアウトあけ。

こちらのサーブからの、相手の攻撃。
レフトエースに託しました。大きなスイングから放たれたアタック。
レフト側、構えたレシーブの前に落ちました。


試合終了。

その後、すぐに私は移動したので、子供たちがどんな表情だったのか
見ることはできませんでした。
どんな気持ちだったのか。
自分たちはやり切った、と思えたのか。
聞くことはできませんでしたが
私は、試合を観ていて
チームがずっと練習してきたこと、目指すバレーの形。
励ましあい、声を掛け合い、走る。
何より、笑顔で試合をすること。
それができた、できていた。と思う。

どんなにいい試合でも、負けてしまえば、あの時こうしていれば。
の思いは残る。
だけど、一生けん命に、ただボールを追いかけ
つなぎ、走り、跳び、力の限りボールを叩く。
1点を取りにいく。1点をもぎ取る。
自分たちがしたこと、は、ほんとうのことであり
つながった、そのプレーひとつひとつが、奇跡に近いことだと私は思う。

よく頑張りました!

試合当日はバタバタしていて、試合を観ることに集中できたのか
いや多分、できていなかった自分ですが
こうして書くために
改めて、記憶だけを辿り、思い返すだけでも感動しています(泣)

私にとっての、最高の贈り物をありがとう。
と、思っています。

日々頑張っている子供たち。
そこにたどり着くまでに、多くの方々からの支えを元に来れたこと。
感謝の気持ちを忘れることなく
これからの人生も歩いて欲しい、と思います。


ふー・・やれやれ・・。


今、世間はもちろん、ワールドカップサッカー、ですよねw
私は、バレーボールの素晴らしさ、を改めて感じています。
心がつながっていないと、ボールはつながらない。
それは、バレーボールでも、サッカーでも同じである、ような
気がしています。

最後まで読んでいただき、ほんとうにありがとうございました!

急に、寒さがやってきそうな11月下旬です。
暖かくして、お過ごしください。







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