今朝も冷えましたね（泣）
１月半ばの日曜日、いかがお過ごしですか。
今年初のバレーボール教室が終わり、土曜日のチーム練習が終わり、と
更新事項もいろいろあるのでｗ
さっそく、春高バレー男子決勝にいきたいと思います。
男子は、東京、駿台学園対福井工大福井、の対戦になりました。
東京代表、駿台学園はインターハイを制し、２冠を目標にこの大会に挑む
とありました。春高は昨年も優勝していて、２年連続を狙う！
すごいこと、です。
対する、福井工大福井高校、言うまでもなく福井県代表です。
福井県に悲願の優勝旗を！をスローガンに、決勝まで５試合を勝ち抜きました。
対戦結果を見ると、３回戦で長崎大村工業、４回戦は大阪清風
そして準決勝では熊本鎮西を破って、決勝進出。
ここに来るまでに、強豪高校の数々を踏み倒しての、決勝戦を迎えました。
こちらもすごい、です。
１セットめ。
駿台学園のセッターとライトオポジットは兄弟、なんですね。
抜群の信頼感で、ここ！というときは、ライトへ速いトスを持っていきます。
それに答えるように、兄であるオポジットは
左腕から相手コートライト側、サイドラインギリギリに
豪快なスパイクを打つ。
駿台の攻撃パターンが多彩です。
サーブカットが正確に入る。
セッターに入ったと同時に、191㎝のミドルが速攻に入る。
速い！ブロックも、レシーブも手が出ません。
アウトサイドには、どんなトスも打ちこなすことかできる
キャプテンでエースがいる。
サーブカットはもちろん、レシーブもセッターへと返せる。
駿台に弱いところはないのか、というくらいバレーが完成されています💦
もはや、高校生じゃない！くらい高いレベルのバレーボールができる
駿台を相手に、福井工大もくらいつきます。
駿台のブロックをかわすように、セッターは1セットめは
バックアタックを多用していましたね。
或いは速攻おとりからの、入ってきた時間差へあげる。
普通に攻撃したのでは相手を崩すことができない、と判断しているのでしょう。
こちらもアウトサイドキャプテンが、エースです。
力強いアタックを打つことができ、高い駿台のブロックをミドル側で
ブロックアウトにしています。
ライト、オポジットはこちらも左利きで、細身ながら器用に前、後ろ
と打つことができる。バックアタックも序盤から決めています。
1セットめは、見応えありましたね。
中盤まではどちらも譲らず、一進一退の攻防を見せています。
ラリーが続く、その面白いこと！
女子決勝を観た後、すぐに男子の決勝だったので
そのバレーボールの違いに、最初はついていけませんでしたが💦
試合序盤から、両チームの打ち合い、粘り合い
相手の裏の突きあい、に目を奪われました。
解説の福澤さんも、超高校級だ！とおっしゃっていましたねｗ
しかし最後は、多彩な攻撃と固いレシーブ力を持つ駿台が
1セットめを取りました。
2セットめは、そのままの勢いで、駿台のサーブとミドルからの速い攻撃で
駿台ペースで取る。
2－0で迎えた3セットめ。
やや駿台ペースで21－14くらいだったと思います。
そこから、福井工大のキャプテンエースが意地を見せました。
福井のセッターは、エースにトスを託します。
このままで敗れたくない想い、を乗せて力の限り打つ。
パワーがありますね。
駿台の高いブロックにまともに打たず、ブロックを利用して打つ。
追い上げをみせた福井工大。
試合終盤、駿台のセッターも、エースキャプテンにボールを集めます。
駿台ブロック、レシーブがあがる、ライト側エンドライン辺りから
レフトへつないだ2段トスを、キャプテンは
しっかり力の乗ったスパイクを打ち、決めました。
サーブカットも、レシーブも、攻撃も、何でもできるキャプテン。
こんな選手がひとりいたら、それは駿台強し、ですよね。
追い上げを見せた福井工大でしたが、最後は25－22。
3－0で駿台学園が、2連覇を果たし見事優勝しました！！
男子バレーは、今の日本代表がそうであるように
完全に、バレーボールが変わったのだな、と感じます。
高い技術力から、今までの概念を覆す、数々の攻撃パターン。
さながらショーを観ているかのようなバレーボール。
体が自由に動き、心が躍るバレーボール。
子供たちにも、こうなりたい！
の、夢を与えることができているんじゃないか、と思います。
すごいことですね。
そうなるには、そこにいくには。
何が、どんな練習が必要か、を考える。
それでも、結局は
一本一本のオーバーパス、アンダーパスの正確さ。
ボールコントロールの大切さ。
なのではないか、と私は思っています。
そんな高い技術力を持った選手が集まって、からのチーム力の勝負。
より高い次元でのバレーボールが展開されつつある、日本のバレーボール。
これから、が楽しみです♪
お天気はよさそうな日曜日。
暖かくして、ゆっくりとお過ごしください。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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