ブロックをしよう~その①

春ですね。
まだ揺り戻しがあるでしょうが、今の暖かさにほっとします

バレーボールブログらしく、まだお伝えできていない
バレボールの技術のこと、をお伝えしていきたいと思います。

ブロック、です。
みなさんはブロックどうですか?
めっちゃ得意!ブロックが好きだ!という人に
この長いバレーボール人生で、女子では出会ったことがありません。
ま、そんな話を選手同士では、したことがないんですけどねw
男子だったら、スピードもあり、滞空力もあり
ブロックが得意な人は、いるかもしれませんね。

今回は、多分ブロックの話、だけで終わると思いますw
良ければ、私なりに考えたブロックのこと、を読んでみてください。

バレーボールの技術の中でも、ブロックは難しい。
と私は考えています。
なぜか?
そうですね。
私もこれを機に、なぜなのか、を考えてみました。


バレーボールの、他の技術と同じように
ブロックにも、その目的がいくつかあります。
例えば、同じジャンプをするアタックと比較しましょうか。
アタックを打つ、一番の目的は、決めること。ですよね。
アタックを打ち、それをポイントにすること。


相手からの攻撃に対して、行うブロック。
ブロックの目的は、何でしょうか?
①相手の攻撃を止めること。
相手の攻撃を、ブロックする。
そのボールが、相手コートに落ちて、ポイントとなる。
ブロックを、決めること。ですね。

②相手の攻撃をワンタッチする。
または、アタックが抜けて来ない領域を作り、レシーブをしやすくする。
レシーブの助けとなること。

どちらの目的でも、相手のアタッカーの攻撃を
相手のセッターがあげたトスの高さ、速さ、落ちる位置
を見極める。ところから
アタッカーの踏み込む位置とタイミング、打つフォームから
どこへ打つのかを予想をして、ブロックを跳ぶ。
それも、ひとりではなく、2人、または3人で。
軸となる者がタイミングを取り、揃えて跳ぶ。

というように、少しばかり複雑な要素が入ってきます。

加えて、ネットの近くで跳ぶことで
タッチネットに気をつけないといけない。
かといって、跳ぶときに
ネットから離れ過ぎて、打たれたボールを吸い込んでもいけない。
9人制になると、跳んだ時に、空中で相手コートに手を出してはいけない。
という、ルールまで加わります。

いやはや・・難しい。
ブロックをひとりではなく、2人以上で跳ぶ場合は
他の場所から、ブロックを跳ぶ場所まで、横への移動をしなくてはならない。
それも、素早く。スピードが必要。

ブロックを跳んで、ポイントを決めることができた。
ワンタッチも、レシーブがしやすいところへボールがいった。
で、はじめてブロックを跳んだことが報われる。


逆に、ブロックを跳びネット際に、アタックされたボールを
吸い込んでしまうと、その後のボールの処理が難しい。
ジャンプをして、降りたところでもある。
或いは、アタックされたボールが手に当たり、レシーブが
できないようなところへ、飛んでいってしまう。
相手コートの、外側に落ちる。
はいずれも、ブロックのミス、となる。

というように、これはあくまでも、私の主観ではありますが
ブロックは、成功する確率が低く、上手くいかないと
その、がっくり感が半端ない技術。
のように、私は常々感じています。

はじめて、バレーボールを触った中学生の時から
バレーボールで進学した高校まで
ブロック練習は、もちろんしてはきましたが
詳しい技術的なこと、コツのようなものを
ちゃんと習った記憶がない、です。本当に。
いや、教えてもらったのかな。
覚えていないだけかもしれませんがw
それくらい、ブロックに関して、無頓着でした。

実業団に入ってはじめて、自分がブロックが苦手なのかな?
の意識が生まれたし、難しいものだな、とわかりました。

でも、バレーボールのゲーム形式において
ブロックを跳ばない、ということは、ありえない、ですね。
相手に好きなように、好きなところに打たれますから。
遅れて跳んでも、手に当たってとんちんかんなところへ
ボールが飛んで行ってしまっても
ブロックがないよりは、いい。

そんな風に、気楽に捉えてみれば
あとは、レシーブの邪魔にならない。
上手くいけば、ポイントを取れるかも。
になるような、ブロックの跳び方を学んで、練習すればいいだけ。
ではないですか。

ブロックの
手の開き方。両手の幅。
両足幅、ジャンプの跳び方。構えの手の位置。
など、をやっていきましょう。
決してブロックが得意ではありませんが、私なりに
お伝え出来ることを、
全てお伝えしますよ。

なかなか、奥が深い。
そして、よくよく考えてみると
跳ぶときのポイントが、結構あるブロックです。
もしかしたら、実は面白いのかも?
一緒に行ってみましょうか。

それでは、次回に。






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