サーブカット その1

サーブレシーブ、サーブカット、レセプション、いろいろな呼び方がありますね。
私は日頃、サーブカットと呼んでいます。

サーブカット、と聞いて、どんなイメージを持っていますか?

サーブカット大好き!
得意です!!
という人は、いるのかな?
リベロ、でも大好き!という人は少ないのではないでしょうか。
あくまでも、私予想ですw


逆に
苦手だ、できればしたくない。でしょうか。
試合の局面にもよるでしょうね。
サーブポイントを取られたあと、ヒリヒリするような、緊張感。
私の方には飛んで来るな、ですよねw

サーブが、そのラリーをはじめる、最初の攻撃だとしたら
サーブカットは、それを阻止するためのもの。
レセプション、には迎い入れる、という意味がありますが
迎い入れるなんて、優しい気持ちでは、とてもできません!

私たちが学生の時も、社外人でバレーをしていた時も、リベロ、という
ありがた~いポジションは、ありませんでしたから
バックに下がっても、サーブカットをしていました。
得意、ではありませんでしたが
大嫌い、というわけでもなかったと思います。
カットに入るポジションで、難しいのは、センターポジション。
コートの真ん中ではないでしょうか。
フォワードでも、バックでも、センターでカットに入るときは
一刻も早く、ローテーションしたかったです。

サーブカットをするポイントは
カットをするときの、自分の型を作る
動き出しの一歩めを、出しやすい構えをする
ではないかと思います。


カットの自分の型、について
レシーブをするときの形と大差はない、のですが
レシーブとの違いは
サーブはカットをする前、手元で変化するケースが多く
その変化に、腕とひざで、対応しています。
ボールの変化に慌ててしまい
肩に力が入りすぎたり、ひざが伸びてしまったりすると
その変化に上手く対応することが、できなくなります。
動き出しやすい構え、と共通することですが

両ひざをまっすぐに向ける
肩、ひざ、足首の力を程よく抜いておく
上半身を前に倒し過ぎないように

で、構えておくことではないか、と思います。
カットをするときは
ボールの下に腰を入れ、セッターへ面を向けます。


サーブが打たれたとき
どの方向へ飛んでいこうとしているのか、予想をする。
予想ができたら、落下点近くへ移動する。
自分の型でセット、カットする準備です。
セットした時に、カットをあげる目標である、セッターを視界に入れる。

そして、手元で変化した時に備えて、足首とひざを緩めておく。
肩の力を抜いておく。ことです


ボールが手元で落ちたとき、足首、ひざを緩めておくと
体が前に行きやすい、のではないか、と思います。
もちろん、前に落ちる!の判断ありき、になります。

ボールが手元で伸びたとき、
構えた足のどちらかを、半歩後ろに下げ
組んだ手の面は、ボールの壁になるように、少し立てる
組んだ手と肩をすくめるように、ボールに合わせます。

もっと後ろへ伸びるようであれば
体を横へ向け、ながらも、組んだ手の面はしっかり上げたい方向へ向ける。
ボールを後ろへ逃さないように。



最後に、サーブカットをするときの心構えです。
それは、動こう、です。


練習ゲームや試合の時、相手がサーブを打つ前に
私は、チームメンバーに、動けーと声掛けをしています。
そう声掛けをすることで、今から動こう、という意識が
生まれるのではないか、と思っています。

必ず、相手コートのエンドライン後方から、打たれるサーブです。
遠いところから打たれる。
アタックほど強いボールではない。
セッターを除いた、6人制なら、4、5人で。
ママさんバレーなら、7,8人でしている、サーブカットです。


動く、ということに
意識が向かいにくい、のではないか、と私は思います

だから、サーブカットで一番大事なことは
動くこと
誰かが、あげてくれるのではなく
自分で、あげるための準備をしよう


一番したくないことは
ボールから逃げること
今の、自分の気持ちが試されている

私の、あなたの、カットから
全てのラリーが、はじまる
さぁ、
動いていこう











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