サーブを打とう

サーブには、フローターサーブと、アンダーサーブ、ドライブサーブ
ジャンプサーブ。主には、これくらいでしょうか。
天井サーブ?天井に向かって、たっかく打ち上げるサーブ。もありますね。

国際試合では、アンダーサーブ、いわゆる横打ちのサーブ、を見ることは
ほとんど、ないのではないでしょうか。
全日本のチームを見ていても、ほぼジャンプサーブか、フローターサーブ。
ですよね。

自分は、フローターサーブしか打ったことがないので
他のサーブの、詳しい打ち方をお伝えすることが出来ません。
今回は、フローターサーブ、についてのみになりますが、お伝えしたいと思います。

サーブを打つ前に、確認したいのですが
ボール投げを、しっかりできるようになっていますか。
コートのエンドラインより後ろに立ち、ボールをネットの向こう側
相手コートに向かって投げる。

悠々、ネットを超えることができていますか。
それができていれば、フローターサーブを打つ準備はできています。

逆にできていない、というのであれば
まずは、ボール投げでネットを超えて
相手コートへ入れる練習、をすることをお勧めします。

最初にすることの中に、ボール投げ、がありますが
単純な動作のように見えて、アタックを打つ、サーブを打つ、の基本的な動作が
全て入っていると、私は思います。
なので、まずはそこから始めましょう。

では、フローターサーブを打ってみましょうか。

私は、最初に立った位置から、2歩ほど歩いて、打ちます。
いち、準備、に、トスを上げる、さん、で打つ。のリズムです。

みなさん、打つことに気を取られて、一番忘れがちなのが
サーブを上げるためのトス、の大切さです。
私は左利きなので、右手でトスを上げることになります。
利き手と反対の手、で上げます。
そのトスが、高かったり、低かったり、自分のほうへ戻ってきたり、
前に上げ過ぎたり。
安定しなかったら、サーブを打つときのフォームが崩れてしまい
いいサーブを打つことは出来ません。
まずは、トスを上げる、練習してみましょう。

ボールを持ち、利き手と反対の手で、トスを上げてみましょう。
ボールを持った手のひらを、床と平行にまっすぐにあげます。
指を自分のほうへ返すと、あげたボールが、自分の方へ戻ってきてしまいます。
そうならないように。

どうですか?

自分がいる位置の、頭の上くらいの高さで、トスを上げてみましょうか。
目線が斜め前、上になるように。
あげると、ボールは一番高く上がった地点で、今度は落ちるために
一旦止まります。
ボールが少しの間止まっている、その地点で打つように
と最初にバレーボールを教えてもらった、顧問の先生に、言われました。
なるほど。と思い、そこで打つように、いつも心がけてはいますが
実際は、自分でどの地点で打っているか、はわかりませんw

いずれにしても、トス、は、いいサーブを打つためには必須です。
ボール投げも、ネットを超えていくけれども
サーブが手に当たらない。
ネットを超えない、という人は、トスを見直してみることをお勧めします。

ボール投げも大丈夫。
トスも大丈夫。
になったら、ボールを実際に打ってみましょう。

私の場合、をお伝えします。
私は左利きなので、右利きの方が打つ場合、に変えてお伝えします。
いち、準備。
ボールを持って、相手コートのどこを狙って打つのか、見る。
サーブを打つための、呼吸と気持ちを整える。
、右足を一歩前へ。
同時に左手でトスを上げる。
さん、左足を一歩前へ。
サーブを打つ。
の流れでサーブを打っています。

、がポイントではないかと思います。
右足を一歩前へ出すと同時に、左手でトスを上げています。
と、同時に打つために
右手はアタックを打つときのように、ひじを引いて
右の肩甲骨を背骨の方へ、ぎゅっと寄せている状態です。
打つ前の上体の形です。

さん、の手のひらがボールを捉える時
手のひら全体を、ボールに押し当て
背中と、肩と、腕の力をボールに伝えるために
ボールを押し出すように
少し長くボールに触る感じになります。

実際は、ボールは手のひらでは止まりません。
サーブを打つ時、アタックを打つときのように、ボールを叩くイメージではなく
手のひらを押し当てて、押し出すイメージで打つと
ボールに回転がかからず
変化しやすいサーブを、打つことが出来るのではないでしょうか。

腕の力だけでは、力強いサーブを打つことは難しいでしょう。
に、のトスで安定したトスをあげること。
ひじを引き、肩甲骨を中央に寄せ
背中の筋肉を使うための、準備をする。

さん、ボールを捉える瞬間は、背中、肩、腕、もっと言えば
腰の回転も使って打てると、力強いサーブを打つことができると
私は、考えます。

自分で、打つフォームを選ぶことが出来る。
サーブを打つ、タイミングも選ぶことが出来る。
トスも、自分のあげ方次第。

ということは、サーブは完全なる個人技である。
ということが出来ます。
どんな種類のサーブを打つか決める。ことから始めて
安定して入るサーブの、フォームを固める。

そして、練習あるのみ。になりますw

サーブは、相手に向かってできる
最初の攻撃でもあります。
弱すぎるとすぐに攻められる。
かといって、強いサーブはミスをするリスクもある。
一番避けたいのは、サーブミス。

メンタルの状態も大きく関わってくるのが、サーブではないでしょうか。
サーブに関しては、私はちょっとしたトラウマがあります。
その話は、いつかしたいと思います。

今日の、今の自分に負けないように
勇気を持って打ってみようか




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