中学生教室 11月ver.

11月に入って初日の教室です。
今回は、6人の子たちが来てくれました。
前回来てくれた、中学校1年生の男の子3人。
それと、新しく中学校1年生の女の子3人です。
そのうち、女子2人は、ジュニアの時から教室に来ていた子です。
中学校の教室を立ち上げるときに、来てくれたらいいな、とは思っていました。
特に連絡をしてませんでしたが、どこかで知ってくれたようです。
同じ1年生の中学校でバレーボールを始めた子、と一緒に来てくれました。
うれしかったです。

今回から、中学生でコートを一面、使うことが出来ました。
ネットは、2m15cm、女子の高さでしています。
ウォーミングアップを行い、2人でのパス、対人をしていました。

私は、ジュニアの教室についています。
今回、コートが離れたので、内容をあまり見ることができませんでした。
そこが少し、残念ではあります。
ジュニアから来ていた一人の子は、今中学校でセッターをしているそうです。
少しですが練習を見ていました。
ジュニアの時からの、トスの癖がそのまま残っています。
トスを上げるときに、きれいに、手の中に入っています。

ホゥルディングです。
バレーボール競技の場合
ボールが体の一部で一定の時間止まったとき、反則となります。

ホゥルディングについては、見解が分かれます。
見る人によって違うからです。

今回、春高予選で、高校生の試合を見ていても
セッターのトスのあげ方が、これはホゥルディング、じゃない?
と思ったケースが、いくつかありました。
高校生でも、そうなのです。

娘達がジュニアバレーを始めたときに
あまりにも小学生のオーバーパスが、ボールを手の中に入れて
持っているので、驚きました。
なぜなのか、理由を聞くと
ジュニアは手と指の力がないから、ボールを飛ばすことができない。
だからいったん手に入れて、パスをしている。
というような返事でした。

それは違うでしょうー!

と思いましたが、その時は何も言いませんでした。
オーバーパスはそれで癖ついてしまうと、改善することが難しく
また時間がかかります。

当時ジュニアのチームで指導していた館長にも、聞いたことがあります。
最初にバレーボールを始めたときに、時間をかけて
オーバーパスを、練習することはできないのですか?

オーバーパスの練習は時間がかかって
基礎練習は、面白くない
面白くない練習だと、バレーボールを続けないで辞めてしまう
というような、お答えだったと思います。

それでいいんだろうか?
最初に、バレーボールを始めたときに
オーバーパス、アンダーパスの基本を、体の使い方を
しっかり時間をかけてすることは、必要ではないかな。

と思ったのですが、そうなのね。と。

ただ、ずっと見ていましたが
館長が指導をされていたチームのセッターは
トスの時、ボールを持っていなかったと記憶しています。
私の疑問に対しての、ご自分の考えを言ってくださったのだと思います。

ジュニアでは、全国大会に行っても、手に入れるトスを上げていると聞きました。
中学校、その先に進んだ時に、子供たちは困らないんだろうか?と思っていました。

手に入れる、パスをしているということは
手首は、上手に使えているのだと思います。
教室に来ている、男の子もセッターをしている子がいて
その子も、トスがやや持ち気味ではあります。
女の子も、男の子も、ボールに入り過ぎて、頭の上でトスを上げているので
持ってしまうのではないかと、思っています。

手だけで、あげようとするからです。
手の力だけでなく、肩、腰、ひざ、足首の力を使ってあげる
ボールを捉える位置を、もう少し前傾に変えるだけで
もっと楽にボールを飛ばすことができます。

指全体を、ボールに当てるのではなく、
第二関節真ん中くらいまでを、ボールに当てる。

あとは、日頃の練習から意識する、こと。
ボールを触る機会が多い、部活の時間から、
改善することを意識して、練習することです。
これが、一番大事かもしれませんね。

まだみんな中学一年生です。
教室での様子を見ると、とても楽しそうです。
私もバレーボールを始めた頃は、楽しくて仕方がなかった。
休みの日でも、同じ部活の友達を誘って練習をしていました。


早くうまくなりたくて
すぐにできない、からこそ面白い
すぐできるようになったら、面白くないですよね
道のりが険しければ険しいほど、燃えるタイプです。

一緒に頑張ろう










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