世界バレー2022~女子

10月の3連休いかがお過ごしでしたか?
ほんと9月からずっと、連休になったら雨・・ですよ。
昨日なんかは一日中雨・・、せっかくの休みだったのに。
だけど雨に負けず、したかったこと、をしましたよ。
気温も下がってきて、扇風機はいらんね、と片付け
リビングの敷物を、秋冬物へと入れ替えました。
もう、こたつも欲しいくらいですけどねw

さて、今回は、今行われている世界バレー。
2022年バレーボール女子世界選手権、のことをお伝えしたいと思います。
女子は、2次ラウンドを勝ち抜き、最終ラウンドに駒を進めました。


男子は、先に開催されており、女子と同様、最終ラウンド
ベスト8をかけてフランスと闘い、惜しくも2-3で敗れました。
怪我で戦線を離脱していた、キャプテン石川選手でしたが
フランス戦には出場していましたね。

女子です。
こちらも、キャプテン古賀選手が中国戦で負傷し、替わりに出場した
石川選手、です。
前回の国際大会である、ネイションズリーグではピンチサーバーの役割
を担い、スタメンでは出場していませんでした。
真鍋監督としては、石川選手もスタメンで起用できる実力がある
ことを十分わかっていると思います。
ですが世界大会、世界の壁は高い、厚い。
大きさというところで、古賀選手、井上選手なのではないか
のあくまでも、私予想ですが・・。

しかし、今回のチャンスを見事に掴んでいます。
そこがすごいなー、と思うところです。
石川選手のプレーを観ていると、どこからトスがあがってきても
体が決してぶれることなく、アタックを打っていますね。
体幹がめちゃくちゃ強い。
前よりも体幹が強くなってない??
トレーニングを積んだのでしょうか。


いずれにしても、エースとしての役割を果たす。
ライトからも確実に決めていく、バックアタックも打つ。
そして、サーブが素晴らしい。
インタビューされている記事を拾い読みすると、石川選手は
レシーブなどのカットは得意でない、とありました。
え、あげているイメージもあるし、何よりレシーブは得意なのかと
勝手に思っていました。
あれで、苦手だ、と言えるなんてどこを目指しているんだ!
そもそもの目標設定が高い、のでしょうねw

石川選手のプレーをしている顔、表情を見ていると
自分が攻撃を決めたとき、は喜ぶ、がまたすぐに引き締まった顔ですね。
他の選手が決めたときは、自分が決めたときよりも大きく喜び
もっといこう!とチームを鼓舞する。
メンタル面でも安定し、いい状態でバレーボールができているんだろう
と想像しています。
じゃないと、決してできない数多くのプレー、だと思います。

戦線を離れている古賀選手です。
コートの外から
闘っている仲間を見る姿は
同じ気持ちでいるんだろうな、と思います。
石川選手の活躍を見守り、そして、自分の出番になったら
きっちり仕事をする、打っている姿を見ても負傷を感じさせない動きです。
いやー、古賀選手も本当にすごい選手です。

みんな、いい表情で試合をしています。
真鍋監督は、いったいどんな魔法の言葉で選手たちを鼓舞し
いろいろなタイプの日本代表の女子たちを、まとめているのでしょうか?
興味があるなー
是非、教えてほしいです。


自分のチームではレフトエースですが、ライトで入っている林選手です。
身長は石川選手と同様、決して高くありませんが
レシーブもめちゃくちゃできる。
ライト攻撃もレフト攻撃と変らないくらい、打つことができます。
早いライトへのトスを、ブロックが開いているところへ打つ。
ストレートが開いていればストレート、センターが遅れてブロックの
間が開けば、間に叩きこむ。
たまにフェイントを、ブロックの後ろへ落とす。
ブロックに捕まっても、レシーブが惜しいところで上がらなくても
表情を大きく崩すことなく、淡々と自分の役割を果たす姿。
石川選手もそうですが、職人のようです。

すごいなー
メンタルが強いのか、ものすごく集中しているのか。
キャプテン古賀選手、井上選手、石川選手、林選手には
成熟しているメンタル、を感じます。
自分の弱さを、おいそれと見せない。
だから日本代表なんですけどねw

その選手たちを軸に、センターを絡め、トスワークを組み立てる
セッターの関選手です。
他の選手とあまり替わっていないところを見ると
関選手がセッターとして安定しているのだろう、と思います。


チャンスボールがセッターへと入ると、低めのトスを、両サイド、
センター移動攻撃、バックアタックまでもがセミAくらい低い。
トスを高く上げない、ということは、ぶれにくいという利点もあります。
しかし、トスが低い分、アタッカーとの入りのタイミングがずれてしまうと
アタッカーが十分な体制でジャンプできない
ベストな状態で攻撃ができない、というリスクもある。
本当の本当のところ、は画面からはわかりませんが
アタッカーが打っている状態、着地の状態、打ったボールの威力
を見ているとベストに近い状態ではないか、と感じます。
での、今の試合結果でもある。

全員がいいチームワーク、心がつながっているんじゃないか
と思います。
あうん、の呼吸がプレーを左右するバレーボールです。

今ボールを触っているメンバーが、次にどうするのか
どうしたいのか、体制から、状況から、読む。
入る体制から、どこに、どれくらいの高さのトスをあげるのか
次にするのは、アタッカーへのフォロー。
いつも、少し先を読んで動く。
勝手に動くのではなく、みんなの動きを感じながら動く。
6人のチームだから。
そんなリズムで、流れるように、バレーボールをする。

面白いね、バレーボール。

日本代表女子、最終ラウンドは12日にベスト8をかけて
ブラジルと対戦します。
今のチーム全体の状態で、全員でバレーボールができれば
勝利は、おのずと見えてくるのではないでしょうか。
気負うことなく、伸び伸びと、楽しんで
試合をして欲しい、と思います。

ガンバレ!ニッポン!








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