気持ちを切り替えて、頑張って欲しい2セットめです。
画面のこちらから見ている、私たちは
何もできない、ですが
全力で応援することは、ここからでも出来ます。
2セットめ開始のホイッスルです。
1セットめに、サーブミスで試合終了となった表エースが
それを引きずっているのか、躍動していません。
ブロックを避けて打った攻撃が、アウトになる。
立て続けに2本。
その背中が、途方に暮れています。
頑張って欲しい。
こちらはもう、祈りしかありませんw
裏エースがフォワードにあがってきました。
試合中は、良い時もそうでない時も、顔いっぱいで笑ったり
落ちたり、の表情にはあまり出さないタイプ、のように見えます。
攻撃のフォームもそう大きくなく、すっと入ってバーン
と打つスタイルで、でもパワーもある。
今日は気持ちも、プレーも安定しているようですね。
エースが決めました。
センター線、ブロックの動きにスピードが出てきました。
手に当たるようになり、リベロが走り、レシーブをあげる。
つなぐ、攻撃する。
と、こちらの動きにリズムが出はじめました。
相手も負けていません、同じようにブロックワンタッチから
レシーブをあげる、つなぐ、攻撃する。
幾度かのラリーの末、こちらがポイントを取る。
コートを走る子供たちの背中が、弾みはじめました。
そんな展開が何度が続いたとき、相手のセッターとアタッカーの
タイミングが微妙にずれ始めました。
1セットめにはなかった、アタックのアウトが数本。
サーブミスも。
そうしているうちに、こちらの表エースが立ち直りました。
よかった!!
一番よかったな、変ったな、と思ったのは
こちらのセッターのトスです。
1セットめは、走っていたトスが、2セットめの出足はまだ
走っていましたが、途中から、ふわっと、走りすぎない
トスの質に、変ったように感じました。
変わることで、アタッカーに
少しの余裕ができたんじゃないか、と思います。
2セットめ、よく立ち直ったなーと思います。
それも、試合中盤まで、相手のペースでしたから。
それを諦めないで、つなぐ。
相手の攻撃に対して、ブロックで手に当たるようになり
こちらのレシーブが上がるようになる。
ボールがつながりだすと、リズムが生まれる。
楽しい気持ちでバレーボールを、試合を、することができる。
相手に決められても、ミスをしても、気にならなくなる。
すぐ次のことに、頭を切り替えることができる。
2セットめを粘りの末取り、3セットめもこちらのペースで取りました。
セットカウント2-1でベスト4に入りました。
やったー!!
途中、zoom画面が止まり、天井が映ったり
コートが斜めになったり、と酔いそうになりましたがw
勝てば、もう何でもいい。ですからね。
勝ちには、全てを水に流せる、そんなパワーがあります。
2セットめの出足、どうも乗れなかった表エースですが
攻撃で、ブロックに止められたり、アウトにしたり、の
ミスがあると、助走のとき、突っ込んで入りすぎることがあります。
なぜ、助走で突っ込んでしまうのか?
打つことに焦ってしまうこと、がひとつの考えられる要因でしょう。
先に入りすぎると、打つときに被ってしまい
ボールにパワーが伝わりません。
ブロックをかわしても
相手がきっちり、ブロックコースの外側に構えていて
レシーブで簡単に上げられてしまう。
ブロックで止められることは、アタッカーのミスではありません。
ただ、ブロックをどうかわすか、これはアタッカーの技量になります。
エースですから、そのフォームや、打つコースを相手に研究され
ブロックに、きっちり2枚は跳んできます。
ブロックにかかること、も当然予想できます。
ジャンプ力は十分ある、表エースです。
ブロックは、止められたらダメなものでもなく
怖いものでもありません。
相手は、攻撃を止めよう!と跳んで来るのだから
ブロックを、利用したらいいのです。
そうするためには、入りすぎては打つことができませんね。
慌てないで、焦らないで、助走に踏み込むこと。
自分が踏み込みから、ジャンプをするタイミングで
相手のブロックの手が、見えるでしょう。
外側の手のひらをめがけて、打つ。
ブロックアウトを狙う。
ブロックを利用する練習をするといい、と私は思います。
でも、あの途方に暮れた背中、から見事に立ち直ったのですから
本当によく頑張ったよ。と思います。
チームも、意気消沈していた状態から
立て直すことができた。
なにか、魔法のことばがあったのかな。
気になるー!!
それとも、自分たちで
目の前に、人参をぶらさげることができたのかな。
話す機会があったら、聞いてみようと思います。
新1年生も入って来て、いよいよ
最高学年である、3年生になりました。
頑張ってきたことの集大成、見せつけて欲しいと思います。
みんなみんな、応援しているよ。
いつも、全力で応援しているよ。
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