革バレーボール教室 ~12月ver.

12月に入って2回目の教室です。
年末の忙しい時期、気ぜわしい中、みなさん来てくれて嬉しく思います。
今日は遠路の神戸から、4人の方が参加してくれました。

いつも通り、走って、体操と動的ストレッチをしてのアップです。
ダッシュは、みなさんダッシュにはなっていないようですがw
若い頃は走れていたんだろうな、と想像するのが楽しいです。
ダッシュになっていなくても、日頃は眠っている
体の機能を呼び起こすために、頑張ってもらいます。

日常生活の中だけだと、関節が動かせてないのだな、と思います。
気がつかないうちに、可動範囲が狭まっています。
特に上半身、肩回りです。
日頃、自分の頭より上方へ、腕を上げる動作は少ないのではないでしょうか。

バレーボール競技では、腕を上げる動作は
オーバーパスに始まり
アタック、ブロック、サーブ、もですね。
アタックや、サーブでは
腕を頭より上方に上げて、ボールを打つために力を加えています。

可動範囲が狭まったところへ、力を加えると
関節とその周りの筋肉に負担がかかり、痛める原因になってしまいます。
日頃から意識して、肩甲骨回りを動かす、腕を上方に上げる。
寒くなった冬場、肩に力が入りやすいかとも思います。
肩こり解消も兼ねて
肩、腕のストレッチを行う。ことをお勧めします。

さて、遠路初めて来てくれた方達、練習の様子を見ていました。
オーバーパス、です。
ボールを捉える瞬間に、あごが少し上がってしまいます。
頭が後方へ倒れると、ボールを捉える位置が、おでこでなく
鼻のほう、になってしまうんですね。

頭を後方へ倒し過ぎない
ボールをおでこの高さで捉える(眉毛の位置に両親指)
ボールを捉えた時、体を少し前傾にする

手の形を
ボールを包むように、指をふんわり丸め
触る指は、第二関節の真ん中まで
ボールを捉えたときに、両手の人差し指と親指が三角形に
なるようにすれば、完璧です!

って全部やんw
いえ、全部説明しているだけで、惜しいところまで、いってます。
あと少しのところまで出来ている。ということです。

オーバーパスで一番難しいのは、手首の使い方です。
落ちてきたボールの勢いを、手首が吸収してくれるように
手首を使わないと、ふわっとした、やわらかいパスができない。

オーバーパスの基礎練習のところでも、お伝えしていますが

手首を前後、おいでおいで、のように使うのではなく
手首を横に、ばいばい、のように動かしてみましょう。
その動きのまま
指をふんわり、丸めて、人差し指と親指でなんとなくL、の
形にしてみたら・・・
それが、オーバーパスの形と、手首の動かし方、になります。

ボールがなければ、容易にできるんだけど
いざ、ボールが来て、パスしないと!ってなると
上手くできませんよね。
わかります・・わかりますとも。

では、ひとつだけ。
おでこでボールを捉える。
ことを意識して、日頃の練習をやってみましょう。
おでこでボールを捉えるようになったとき
バックへのトスが、上手くできるようになっているかと思います。

ママさんバレーをしている方には
アンダーパスでも、ミートすることでも
ここをこうしてみたらいいですよ、とほんの少しアドバイスをするだけで
バレーをしているご本人が、日頃感じている違和感を
解消できるのではないか、と思います。
ちょっとしたことです、本当に。

そしてアドバイスしたことが、すぐにできたりします。
出来るようになったこと、を継続する、のが難しいんでしょうね。
毎日、練習できるわけではありませんから。

上手になりたい。
という気持ちは、大事にして欲しいと思います。
何かのヒントを得て、できる兆しが見えたとき
ワクワクしますよね。
今まで苦手だと思っていたことが、できるようになったら
それは楽しい。

大丈夫。
いつもここから、がスタートです。
楽しむことが、なにより
上達への近道です。

がんばろう。




















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