待っていた日

下の娘と会える日、です。

高校の、個別懇談の日でした。
家から学校までの、道のり。
朝の高速道路は、時間が読めなくて、早く出発します。
結果、早く着きすぎて、いつも待ちぼうけです。

来年4月、高3になる娘は、そろそろ進路を決めなくてはいけません。
進路相談をするために、懇談の1時間前から会うことを許されました。
ちょっとした行き違いがあり、会える貴重な時間を10分ほど
ロスしてしまいましたが、無事に会えました。

12月の初めに、会ったばかりではありますが、会えるのはやっぱりうれしい。
ちょっと痩せたような‥見慣れない制服姿だからかな。
気のせいかもしれませんw

進路の話です。
バレーボールを続けるか、続けないか。
続ける。がどうやら、暗黙の必須のようです。
そんな言葉あるのか?w
バレーを続ける、ということに関しては、私も賛成です。
進路先でもバレーボールをして欲しい。
技術的にも、まだ伸びしろはある、と思います。

大学はいくつか、希望を書いていました。
大学の生活は、バレーボールだけではありませんよね。
その大学に入って何を学ぶのかな、と思いました。

今のところ、希望を書いているふたつの大学のうち、ひとつは
バレー部の監督が、私と同じ福岡の出身で、中学校の時から
知っている人です。
娘さん、うちの大学にどうですかーって言ってくれていて
本気かどうか、はわかりませんが。
知っている人に預けた方が、安心ではあります。

もうひとつは、最近バレーに力を入れている大学で
メンバーを集めていると、以前、聞きました。
その大学で、バレーをするの?と聞くと
1軍だけでなく、2,3,4軍とある。
1軍じゃなくてもいい。とのこと。
えー、お母ちゃん、そんな考え方、嫌やわ。
バレーをするなら、1軍を目指してやって欲しい
最初から2軍狙いで行くなら、そこへ行く必要ある?
と素直に伝えました。
学部も教育中心で、教育は、本人は今のところ、興味がない分野です。

学部で考えると、本人が一番渋っている大学、がいいんじゃないかな
と思っています。
ずっと、あの大学は嫌だ!と言っていたので、今までそこは外していました。
本人が嫌なら、続かないですし。
でも、そろそろ一応の進路を、決めておかないといけないようなので
ちょっと説得してみました。

バレー部も、きちんと活動している。
学部も、本人が学ぶことができる、んじゃないか、と思います。
バレーボールをするためだけに、大学に行くわけではありません。
いろいろなことが学べる、大学という場所です。

私は、大学に進学することなく、社会人になりましたが
上の娘が、毎日大学に行って、いろいろなことを学んでいる姿を見て
楽しそうな場所だなーと、ちょっとうらやましくもあります。

私は、高校の時、大学でバレーボールをする、という選択肢が全くありませんでした。
早く社会人になって、バレーボールをしたい!と思っていました。
大学に行ったら、遠回りになるやん、って。
日の丸をつける!って本気で思っていました。
あ、今、笑いました?
はい、全日本など、箸にも棒にもかかりませんでしたけどw

今は、Vリーグに所属している選手も、大学出身の選手が多くなったと感じます。
私達の時は、大学からVリーグ所属の会社に入る選手は、あまりいませんでした。

選手生命が伸びた、というのも、一つの理由ではないでしょうか。
ひとりひとり、選手のことを、科学的に分析する。
それに基づいたメンテナンスを、総合的に行う。
そうすることで、選手の体、栄養、メンタル、と各方面からケアすることが
できるようになったのだ、と思います。

で、本人へ、は
卒業後は、寮を出て、自宅へ帰ることができるやん。
そして、自宅から、通える大学やん。
バレー部は、2年辛抱すれば、自分たちが上の学年になれるやん。
と、ちょっと弱い理由ではありますが、説得してみました。

以外にも、あれだけ嫌がっていた本人が、う~ん・・。と
ちょっと、気持ちが動いているようです。
娘にとっては、自宅に戻ることができる。ということが
一番、大きな力になるんだろうなと、思います。
自宅に戻れば、ご飯も、洗濯も、掃除まで!
親がしてくれますからね。
バレーのことは
いろいろうるさく、言われるかもしれませんがw

一応の、進路の方向が見え
自分のために、勉強はしっかりしておくように、と伝えました。

もちろん
今週末の新人戦を、皆で力を合わせて頑張れ!!
応援にも行けると思う。とも伝えました。
そう、新人戦です。
いよいよ、彼女たちの正念場です。
これからの試合、ひとつひとつが、高校では最後になります。

みんなで
心を合わせて
力を合わせて
戦って欲しいと思います。

そうしたら、進路という未来が見えてくる。
まずは、目の前の一本を
全力で。









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