レシーブの形づくり、正面、横の動き。
レシーブの、自分の構えた範囲内での体の使い方、動きをお伝えしました。
今回は、自分の構えている場所から動いて、レシーブをしてみましょう。
よくよく考えると、当たり前のことではありますが
ボールは自分の構えたところばかりに、飛んでは来ません。
また、はい!こっちに飛ぶから~と行き先を知らせてもくれません。
今、ボールを触っている人の体制、手のひらの向き、目線、など、を見て
どこへ飛んで来るのか、自分で、ある程度予想をする必要があります。
と言っても、レシーブの局面で、自分が動ける範囲はそう広くはありません。
ここへ飛んで来る!と読んで、動いたとしても
構えた場所から、1,2歩横、前に移動し、そこから体を伸ばして、腕を伸ばして
取れる範囲ではないかと思います。
自分が取れる範囲のボールを、自分が上げたい場所へ
コントロールすることができることが大切になってきます。
始めていきましょう。
今回もある程度、打つ場所をコントロールできる人に打ってもらうといいでしょう。
上げるボールの目標となる人にも、立ってもらいます。
ひとり3本~5本ずつレシーブしてから、交代してみましょう。
最初に構える定位置は、決めておきます。
動いても、その位置に戻るようにしておきましょう。
いつもスタートは定位置にいる。
ことを頭に入れておいて欲しいと思います。
最初は、構えている場所より
1,2歩前にボールが落ちるように、打ってもらうことにしましょうか。
レシーブをする人です。
構えます。
打つ人が、ボールを上げました。
覚えていますか?カウント1で上体を少し起こして
カウント2でどちらかの足を半歩下げる。
カウント3が相手が打ってくるタイミング、ボールをミートする瞬間です。
ミートする瞬間、構えた両足のつま先は、まっすぐ打ってくる人の方へ向けます。
自分が構えている場所より、前方にボールが落ちそうです。
ボールが落ちる前に
床とボールの間に自分のレシーブする面を入れなくてはいけませんね。
自分の動きの準備は出来ています。
構えた足のどちらかの足を蹴って、蹴った反対の足が前に出ます。
最初に出す足を、大きく前に出さないようにしましょう。
足の出し方は、小さく、小さく、です。
ボールが落ちる前に、自分のひざを床に近づけて、腕を伸ばして、面を作ります。
それよりも前だったら、ひざをついて、レシーブ面を作ります。
それよりももっと前にボールが落ちるようだったら、後ろ脚を蹴って
ひざを伸ばして、体を伸ばして、腕を伸ばして、面を作って
床にボールが落ちる前に、手の面を入れましょう。
ボールを捉える体制では、お尻が床の方へ下がらないように注意しましょう。
座り込む体制です。
その体制では、ひざは床から遠くなっていますね。
レシーブをする局面では、ひざは床から遠ざけないようにしましょう。
構えた位置より1,2歩前動いてレシーブする、練習しています。
動いてレシーブした後は、定位置に戻ります。
どちらかの足を前に出して、レシーブをしていますが
前に出す足は、左右交代で出します。
どちらの足を出しても、レシーブができるよう、練習しましょう。
自分で形作った面の、ボールを捉える位置に、ボールは当たっていますか?
片手に当たったり、手首寄りに当たったり、ひじの近くに当たったり
していませんか?
レシーブしている自分が、どこに当たったのか、よくわかっていると思います。
最初から上手く出来なくても大丈夫です。
打たれるタイミングと、自分が準備をして、レシーブをするタイミングが
わかってきたら
自分が、腕のどの位置で捉えることができているか。
上がったボールは目標へ上がっているのか。
自分でコントロールできているのか。
を確認してみましょう。
数をこなすことで、体が覚えてくれます。
いくつかのポイントに注意しながら、自分で出来ているのか確認をして
練習をしていくことで、上達のスピードが上がってきますよ。
さぁ、頑張っていこう。
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