2人でするジャンプトレーニング

ジャンプトレーニング編、続きます。
体力と筋力が伸びてくる中学校から始めるのがいいですね。

さっそく、やっていきましょう。

2人組になります。
体の大きさが同じもの同士が、一組になる方がいいかと思います。

ひとりは、うずくまるように床に丸まって小さくなります。
頭も上にあげない方がいいでしょう。

ひとりは跳ぶ方です。
跳ぶ人、丸まっている人、同じ向きになります。
丸まっている人の横に立ちます。 

跳ぶ人は足と体と横向きのまま、丸まっている人を跳び越えます。
横にジャンプ。
ワンテンポ置きましょう。
トン、トンの2回目のトンで、また横にジャンプです。

わかりますか?

それを繰り返していきます。
回数は、20回からやってみましょうか。
往復10回ということになります。

跳ぶ人は、跳ぶ直前に少し沈んで、跳ぶ準備をしていますね。
つま先で跳んで、背中を超えて、着地。
着地の時もつま先でふんわり、シューズの音がドン、としないように注意です。
着地で一回、トン、次のトンで跳ぶ準備です。

を繰り返してやってみましょう。
ひとりが20回跳んだら、丸ってくれている人と交代です。

次の種類です。

跳ぶ方です。丸まっている人の背中の方に体を向けます。
前向きに背中を跳び越えます。
前にジャンプ。跳び越えて、着地。
着地したら、くるっと180度回って、丸まっている人の背中の方に体を向けます。
前にジャンプ。を繰り返します。

わかりますか?
前にジャンプして跳び越えた後に、くるっと体の方に前向きになるので
背中に近いところに着地してしまうと、回転しにくくなります。
どの辺に着地したらいいのか、調整してみましょう。

背中を跳び越えるとき、腕の振りを使って、跳び越えるための力添えをするといいですね。
また、着地した後に同じ方向にばかり回っていると、目が回ってしまいますよ。
着地した後の回り方も、考えてみてください。

同じように10往復、20回を目安に跳んでみましょう。


次の種類です。
最初のジャンプと同じように、丸まっている人に横向きに立ちます。
跳ぶ方です。
横にジャンプです。
背中を跳び越えました。
着地したらすぐに、横にジャンプです。
ワンテンポ置きません。連続ジャンプです。
腕の振りも使って、跳びましょう。
着地もドン、と音がしないように、軽やかに跳びます。

これも、10往復20回を目安に跳んでみましょう。


最後の跳び方です。
ひとりは、柔軟体操の開脚のように、足を広げて座ります。
あまり広げすぎなくて大丈夫です。
ひとりは、跳ぶ人です。
開脚した足の間に立ちます。
跳びます。
足を広げて着地です。
足を出していた方は、跳ぶ人が跳んだと同時に足を閉じます。
跳ぶ人の足の動きは、足じゃんけんのグーからパーになっています。

わかりますか?
足を広げて座っていた人と、跳ぶ人の足の動きは逆になっていますね。
2人で息を合わせて、リズムよく跳びましょう。
2人のタイミングが狂うと、座っている人は足を踏まれてしまいます。

回数は、これも10往復20回でいいかと思います。
2人で交代で行います。
全ての種類を、2セットずつはしてみましょう。


どうでしたか?
トレーニングをするときに、息を止めないように注意しましょう。
自然な呼吸を心がけます。
また、着地の時に音を立てないように、も注意してみましょう。
かかとからドン、と着地するのではなく、つま先でふんわり、です。
つま先で着地することで、ふくらはぎの筋肉の強化になります。
と同時に、着地の衝撃による体の負担を、和らげることができます。


軽やかに跳べることができたらいいですね。
最初は上手く跳べないかもしれませんが、していくうちに跳べるようになりますよ。

もちろん、このトレーニングでうまく跳べることが目的ではありません。
アタックでのジャンプ、ブロックでのジャンプ、空中でのバランス、につながっています。

しんどいトレーニングではありますが、軽やかに跳んでいる自分をイメージして
頑張れ。









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