対人レシーブをしよう

バレーボールの技術で、基礎である
オーバーパス
アンダーパス
ボールをミートする
この3つを、自分がここへ、と考えたところへ
ボールコントロールできるようになってきたら
次は、2人で対人レシーブの練習をしていきましょう。

正確に、ボールをコントロールできなくても
もちろん、大丈夫です。
ボールをミートして、自分が思ったところへ打つ
ことは、難しいですからね。
オーバーも、アンダーも、ミートも
とにかく、ボールを触ること、が大事ではないかと思います。
練習をこなしていくうちに、何かコツがつかめるかも、しれません。

さ、対人レシーブです。
2人組になります。
いつものように、コートを縦に使います。
ひとりはネットを背に。
ひとりはネットの方を向いて。

始めましょう。
ひとりは自分、としましょうか。
ボールを持っているのは、自分です。
相手に向かって、最初のボールを
打つことができるように、下からボールを出します。
最初に出したボールは、トス、ということです。
相手は打ちます。
自分は、レシーブです。
相手は、あがったレシーブボールを、次はトスにします。
今度は自分が、打ちます。
相手が、レシーブしました。
相手があげたレシーブボールを、自分はトスにします。
トスを上げながら、レシーブするための構え。
相手が打つ。
自分がレシーブする・・・
の繰り返し。です。

どうですか?
自分が打った後、相手がレシーブし、そのレシーブボールを、自分がトスにする。
このトスにする、のときに、相手が打つことが出来る位置に
ボールをコントロールして、持っていかなくてはいけません。

これが、短かったり、低すぎたり、して
相手が打つことが出来ず、ずっとパスだけしている。
ことにならないように、しましょうw

レシーブボールをトスにする。
ということは、アンダーで上げるにしても
オーバーで上げるにしても
相手が打てるように、相手の頭の上に落ちてくるような
ボールを、持っていかなくてはいけませんね。
ここで、ひとつ、ボールコントロールの練習になっています。

自分が打つ、にしても
相手がレシーブできるように、構えているひざの間である、正面。
或いは、半歩横に出した、左、右、前。
ミートが出来て、思ったところへ打てるようになってきたら
相手の頭の上をめがけて、少し高めの、大きいボールを
打ってあげることもできます。

トスをした後の、自分のレシーブ。
トスを上げて、上体が少し起きますね
そこから、重心を後ろへ下げて
からのレシーブをするための構え、です。

レシーブをするときは
ボールが相手の手を離れる、までは、前に出ないように我慢です。
相手の打つ体制を見て、どこに打とうとしているのか、考える。
動く準備をしておきます。

相手が打ち、自分がレシーブをする。
それも、ボールコントロールです。
相手がトスをしやすい位置へ、レシーブを上げましょう。

対人レシーブは、自分と相手と、2人だけでしています。
相手が、どんな体制でレシーブしたのか
どんな体制で、トスをしたのか
どんな体制で、打ってくるのか。
その体制を見て、次にどこへボールが飛んで来るのか、の
読み、予想する練習にもなります。

同じ相手とばかりしないで、時間で交代をしてもいいでしょう。
ネット側にいる人が、一つ横へ移動する。
チームの全体練習でも、使えますね。

単純な練習のように、思えますが
対人レシーブには
バレーボールの基礎が、すべて詰まっています。
リズムよく、対人レシーブができることは
バレーボールの一定のレベルまで到達した。
と言えるのではないかと、私は思います。

ボールが落ちず、ボールがつながって
ずっと続くとしんどいですが、それも心肺機能の強化になります。

練習、と思うよりも、ボールをつなげること
に、意識して対人レシーブをすると、とても楽しい。
ボールが落ちないと、自然に笑顔になれる。
心がつながると、ボールもつながる。

さぁ、あなたも一緒に。






コメント