スイングはどうですか？
ご自分が、今しているスイングは何でしたか？
或いは、これから、どのスイングで打ってみますか？
どのスイングをしていても、ボールの打ちつけ練習の時に
床へバーン！と打ちつけることができていれば
体を使い、腕の振りがしっかりできている、ということになります。
体を使って、下へ打ちつけるためには
ボールを捉える位置も、大切です。
トスをあげて、顔の上、または前くらいの位置では
ボールを下へ、力強い打ちつけをすることは難しいでしょう。
腕を振上げ、打つために振り下ろし、ボールを捉える位置は
利き手と逆足を、大きく踏み込んだ、自分の腰の位置くらいの高さ、です。
今回は、スイングからアタック練習のいろいろ、をしていきましょう。
アタックを打つ前に、スイング練習で
ジャンプをしないで、下へ打ちつける練習をしていきます。
え、まだ？って言わないでｗ
アタック練習のように、一列になって一本ずつ交代でしていきますよ。
アタックライン（３mライン）くらいに並びます。
トスをあげる人は
アタックラインとセンターラインの真ん中くらいに入ります。
そこから、アタック練習をする人の、腕を伸ばして打てる位置
くらいに、低めのボールをあげます。
打つ人は、そのボールをジャンプをしないで
アタックラインをめがけて、力強いスイングで打ちましょう。
打ったボールはアタックラインでバウンドし、相手コートに入ります。
ネットがありますが、その下をバウンドしていますね。
１人ずつ交代で、打っていきましょう。
１０本ずつくらいしても、いいかと思います。
個人練習をするときは、２本、３本と連続でしてみましょう。
ひじをしっかりあげて、腕を振り下ろさないと
ボールに力が伝わらないことが、わかると思います。
打つ瞬間は、お腹も締めて、腹筋の力も使いますね。
レフト側、センター、ライト側、３か所から練習をすると
相手コートの見え方が、それぞれの位置で違います。
やってみましょう。
では、次です。
スタンディングジャンプで打つ練習です。
その場で跳ぶ。
助走なし、です。
垂直跳びをしたことは、あるかと思います。
少し広げた両足を、ひざを曲げて、ぐっと体を落とす。
そこから腕の振上げの力も使って、立っている真上にジャンプ。
ですね？
そうやって、打ちますｗ
場所は、センターからしましょうか。
トスをあげる人は、真ん中の位置から、セミくらいの高さであげます。
打つ人は、ネットから少し離れた位置に入りましょう。
トスがあがりました。
あがったボールの高さを見て、ジャンプするタイミングは自分で決めます。
ぐっとひざを曲げて、跳ぶために屈む。
腕の力も使って、ジャンプして、打つ。
どうですか？
いつも助走を使って打っているので、助走をしないで打つ、ことが
とても窮屈なものに感じませんか？
トスをあげる人と、ネットも自分のすぐ近くにあるｗ
私は、打ちにくいものだなーと感じました。
そして、ボールに力が入らない。
バーンと、打てない。もどかしい・・・。
何本か練習をしていくうちに、トスとジャンプのタイミングが
つかめてくる、と思います。
ひざを曲げて、ジャンプし、どこでボールを捉えたら
打つことができるのか、練習の中で、掴んでいってみましょう。
踏み込まないということは、トスのあがった位置へ
踏み込みの調整をすることが、できませんね。
トス次第ということになりますが、そんな中でも
なんとか自分の力が入るところで、ボールを捉えることができるよう
やってみて欲しいと思います。
できれば、ひとり2本から３本連続で、打ってみるといいでしょう。
次です。
一歩助走で打ってみましょう。
助走の仕方は、前にお伝えした通りです。
一歩ということは、トトン、の踏み込みだけ、になりますね。
踏み込んだ時に跳ぶことができるよう、腕の振りをしっかり
使うようにします。
その場で打つ、ときより、一歩でも踏み込んで打ってみると
助走のありがたさが、よりわかると思います。
あがったボールの高さを見て
一歩の踏み込む位置を、自分で調整し、アタックを打ちます。
チーム練習や、試合などの局面では
スタンディングジャンプで、アタックを打つことは
ダイレクトボールを打つとき、くらいかもしれません。
一歩助走であれば、ラリーの中で、アタックラインまで
下がる時間がないときなど、ケースとしてはあると思います。
いずれにしても、自分が十分でない体制からでも
常に攻撃を仕掛ける、という気持ちを持つことが大事です。
アタッカーだから、です。
どんな場面でも、攻撃を仕掛け、そして決めに行く。
その場でのジャンプからでも、打つ。
少しでも時間があれば、少しでも助走をするために下がって、打つ。
はじめのスイングの練習から、ボールの打ちつけ、ミート練習
助走からのアタック・・と全てが、攻撃をする。
ということへ、つながっているのです。
さぁ、打つことに貪欲になろう。
決めることの、喜びを知って欲しい。
みんなの笑顔を、見ることができるから。
そのために、今日も頑張ろう。
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