上のもの、下のもの

仕事からの、そのまま仲間とランチ、からの
市役所で授賞式があり(知らんってw?)
家に帰ってくると、春のにおい、がしましたよ。
春のにおい、みなさんはわかりますか?

いかなごの匂い?なのかな?
ここへ来てからの、私にとっての、春の匂いは
たくわんの汁のような、ちょっとあまい匂い、です。
この匂いを感じると、本当に春だなぁーと思います。

さて、今回は、上のもの、下のもの、というタイトルで
働くことについて
私の最近の考えていること、をお伝えしたいと思います。

上の娘は、昨年9月から、人生はじめてのバイトをしていました。
飲食店だったのですが、バイトを始めた当初は
全てが初めての体験で、接客業も初めてなら
バイトをすることも初めて
覚えることもたくさんあって、必死だったと思います。
仕事を覚え始めて、3か月ほど過ぎ
年末年始も、結構シフトに入って頑張っていたと思います。
小さな世界ではありますが、社会は初めての経験だったわけです。

私に、職場のことを話すこともあり、これはどう思う?
これはどうなのかな?などと、質問されたことは
私なりの、答えを返していました。
バイトをしている、上のもの(先輩)として。

ところが、何だか雲行きが怪しくなってきて
3月の頭くらいから、バイトに行くのが明らかに嫌そうな様子。
学校に行きたくない、ときの顔になっていましたからw


まぁ女子ばかりの職場で、人間関係でもいろいろあるのでしょう。
上の娘の性格上、外での嫌な出来事を、私に詳しく話さないので
私も、そうなんじゃないかな、の予想しかできないのですが。

逆に、下の娘は、昔から外である嫌なことも、全部私に言ってきます。
その両方の、タイプの娘達を見ていて
どちらがいいか、私にはわかりませんw
わかりませんが
外であった嫌なことの話を聞いて、解決策を一緒に探すことはできても
最後は、自分で考えて解決する。
ケリをつける。しかない、ですよね。

で、上の娘が出した答えは、3月末で辞める、こと。
自分で出した答えなら、それでいい。
自分で、心のケリをつけたわけです。
親として、働くものとして、言えることは
自分で、職場にそれを伝え、最後まで務めること。です。
彼女は、いろいろな葛藤はあったでしょうが
職場へも、伝えることができたようで
そこを、きちんとしたので、よかった、と思います。

今の、私の働いている体育館でも、上の娘の年代が働くように
なっています。
先日は同級生がやってきた、とお話ししましたよね。
若い子を見ていると、何とも頼りなく、危なっかしく感じます。
自分の子供と同年代だから、ということもあるでしょうが
なんだかふんわりしていて、大丈夫??と思ってしまう。

自分の子供が、同じ年代でなかったら
ここまで、優しい目で見守れなかったと思いますw
本当に!
それくらい、彼ら彼女らと、私たち年代の見ているものが違う。
と思うからです。
よくよく考えたら、それはそうですよね。
私たちと、彼らとは、30年強の開きがある。
一緒のものを見ていても、全く違うことを考えている、なんてことは
十分あり得る。

でも、それは娘たちの年代だけでなく、私たちから離れた下の年代は
全部そうなのかな、とも考えることができます。
私たちの上の年代、についても、同じですね。
10年の開きがあれば、きっと私たちと見えているものが
違うのだと、理解できます。

上の娘については
思ったことをはっきり伝えるので
職場で、一緒に働く上のものは、使いづらかっただろうな
と、正直思いますw
辞めると言い出す前に、娘に言わなかったこと、ですが
その職場に入って半年ほどの新人の、言っていることが
正論だったとしても
それは、受け入れてもらえないだろう、ということです。

私が上のものだったら、新人が何言ってんだ。
子供と同年代であっても、これは思うでしょうし
仕事をひと通り、まずはできるようになることが先だろ。
と言うでしょうw

娘に、それを後から伝えると、もう遅い。
と言われましたが。
いろいろな経験をしたらいい、と思います。
どこの職場に行っても、人間関係のよし悪し、でしょうし
それは、入ってみないと
働いてみないと、わからないです。
運、と、縁、もありますからね。

学生でバイトでも、社会に出て、でも、働きはじめたら
その場所で、最初は下のもの。
だから、仕事を一人前に、こなせるようになる。
こと、は一生けん命しなくてはいけないこと、だと私は思う。
何を言われても、はい。
働いて
くうちに疑問に思うこと、これは違うのでは?と
思うことも出てくるかも。
そんな時でも、自分の意見はまだ言わない。
仕事上のわからないことは、もちろん、聞いてもいい。

だんだんと、仕事ができるようになってくる。
全体が、見えるようになってくる。
仕事の中の、つながりがわかってくるようになる。
ひと通りのことを、こなせるようになる。
働く場所の人間も、お互いのことが
わかるようになってきて、言ってもいいかな、で
初めて、自分の意見を言おう。

そうしたら、上のもの、もあなたの言葉を聞いてくれる。
いつも、頑張っているところを見ているからね。
そして、自分の意見をいうときは
伝えることで、その職場が良い方向へ向かう意見
でないといけないよ。
自分の意見は、自分にとって、ではなく
職場にとって、の意見でないといけない。
そこを、間違えないように。


難しい、と思う。
でも、お金をもらって働く、ということはそういうこと。
専門職でない限り、向き不向きはあるだろうけど
だいたいの仕事は、誰でもできる、と
私は思う。
でもそこは、誰でもできる仕事であっても

自分というプラスαが生まれるように
価値が生まれるようにしたい。

そこを、いつも目指して
一緒に頑張っていこう。









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