レシーブ~準備と横のボール

暑いです!!台風11号は、九州の北部に向かうようです。
こちらには、明日の未明に近づくようですが
そのまま北上し、日本海へ抜けて行きそうです。
どうやら、直撃しなさそうですね。よかった!

さて、夏休み短期ジュニア教室でのこと
横、のレシーブボールについて
横、といっても、一歩動くのではなく
構えているひざの、少し外側
手を伸ばせば届くくらいの、横
これらのボールについて、どうレシーブするのか
加えて大事な、レシーブの準備について、をお伝えしたいと思います。


最初に準備のこと、から。
レシーブをしようと構えているとき、どんなことを考えていますか?


どこに来るんだろう?
自分の前なのか、横なのか、横なら左側か右側か
構えている上方、かもしれない
ボールのスピードは?
速いのか、ゆっくりの軟打なのか
パワーのある、重たいボールかも
回転はどうか?
ドライブがかかってくるのか、ノー回転でくるのか


打つ人のどこを見ていますか?
スイングからの腕の動き
ボールがある位置と、打つ人のボールを捉える位置
打つ人の癖、打つときの体制

めちゃくちゃレシーブが得意で、レシーブが楽しくて仕方ない人
以外は
レシーブをしようと構えているとき
少しの不安と、それを払しょくするための声を出し
ボールと打つ人の体全体の動き、腕の動き、を見ているのではないでしょうか。
少なくとも、私はレシーブしようと構えているとき
ボールと、打つ人の全体の体制を見ています。


実際の局面では
あれやこれやと考えたり、予想をしたりする
時間などそうそうなく
多くは、その時その時で反応している、と思います。


相手が打とうとしている瞬間
自分の動きは、レシーブ定位置に下がろうとしていても
その場所で止まること。
相手の手にヒットする瞬間から
自分の動きはスタートしないといけないから
です。

腕をとっさに出せるか
下半身の動きは、横に来たボールに対応しているか
腕の力の入れ方はどうか

やってみましょう。
レシーブ、横のボールです。
構えます。
自分の右、膝外側に来たボールです。
ボールには、きれいに回転がかかっています。


両腕を伸ばし、レシーブの面をつくる。
右肩から右腕のひじをぐっと伸ばし、右ひじのほうに力を入れる。
大切なのは、下半身です。
右ひざをやや外側に開き、膝の上の筋肉に力を入れる
右足ひざ上に、重心がかかっている状態です。

ボールが腕に当たる瞬間
伸ばした両腕のレシーブ位置に、うまく当たらなかったとしても
そこから、右ひざ上に重心を持っていく
外側になる右腕のほうに力を入れて、腕を伸ばす
そうすれば、ボールは外に逃げることなく前方上へあがってくれるでしょう。

左側にきた横のボールも、右側と同じです。
全てが左、になるだけです。

ボールが、左右どちらにきても
ボールが、腕のレシーブ面に当たる瞬間には
外側になる腕のひじを伸ばし、力を入れる
力を入れて伸ばすことが大事です

それは、レシーブの技術でもあるけれど
自分が、レシーブをあげる、上にあげてやろう!
自分が、目標とする場所へあげてやろう!
という意思の表れ、にもなるのです。

集中して、レシーブを絶対にあげてやる!
の気持ちになったとき
人は、獲物を狙う猛獣のように、頭を下げ
いつでも飛びかかる準備をするはず、だと思う。

だからレシーブは、準備が大切。
正面でも、上方でも、前でも、もっと前、のボールでも。
横にきても、もっと横、のボールでも。
まずは、あげてやる!の気持ちと
いつでも、スタートできる構えから。

バレーボールはレシーブが要。
アタックを決める人が花形、のようではあるけれど
レシーブがあがらないことには、何もはじまらない。

アタックだって打てない。

だから今日も一緒に
頑張っていこう。

みなさま、台風に気をつけてお過ごしください






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