クラス別大会前の練習で

練習に行く前に、空を見上げると
まんまるい月が、ぽっかりと浮いています。
庭のハナミズキの向こうには、夕暮れ。
美しいなぁーと眺めつつ・・
さ、大会前の練習、頑張ろう。

相手さんは、いつも練習試合をしている市内のチームです。
これまた、アタッカーも、レシーバーも上手なメンバーを
揃えてくれています。
チームネーム所属の、本メンバーは何人なんだろう?と
素朴な疑問もありますがw
セッターも初めて見る方でした。
スマートなトス回しで、5号球でバレーをしているっぽい
感じです。

相手チームのセンターは、私と同級生で
昨年は、体調不良で半年ほど休んでいました。
復帰について、どうしようか悩んでいたようですが
大丈夫!できる!と励まして、少しずつ動いていました。
最近の動きを見ると、もう完全復帰だねw
よかったなーと、思います。

さて、自分たちのチームです。
レフトエースが法事のため、お休みだったのですが
バックセミの若手が、レフトで入りました。
バックセミと、レフトアタッカー。
動きも、難易度も全然違う2つのポジションです。


今回のブログは、レフトに入った時の打ち方、について
お話ししたい、と思います。


いつもはバックセミに入る彼女ですが
レフトへ入った時、トスがネットから離れる
離れて、なおかつ短い時の打ち方、が苦手のようですね。
ネットから離れたトスの処理は、難しい、のは確かです。
慣れていないポジション、ということもあります。
トスが離れたとき
相手コートのどこに
どんなボールを打てばいいのか
返せばいいのか、がまだ掴めていない。
加えて、彼女はボールをミートすることが少し苦手でもある。

ミートがよい、悪い。
ミートがよい、利点は、自分が思ったところに思ったような
ボールが打てる、コントロールできる。ところにあります。
ミートができていないと、どこにボールがいくのか、が
自分でもわかりませんね。
さすがに左側を狙っているのに、右側へ、は飛んでいかないと
思いますw
だいたいのコースへ、は打てるでしょう。
ですが、コーナー奥のここへ打つ!
というような、細かいコントロールが難しくなります。

トスが離れたとき、はいつもと同じ打点から
同じようなスイングでは
アタックしたボールが、ネットにかかったり
ミートが上手くできていないと、コートを大きく割って
アウトになったり、してしまいますね。


スイングにおいては、通常のトスを打つときより
大きく、ボールを巻くようなイメージで打つことです。
ミスをしないことを、前提にスイングをすると
腕が縮こまり、打点が下がる。
結果、アタックに威力が出ない。
ネットにかける、またはアウトになる。
などの、悪循環になってしまいます。

これらからわかるように、スイングとミートはつながっています。
スイングの先に、ミートがあるからね。
思い切った大きなスイングで、ボールを巻くように
手先だけでなく、体全体を使って
ボールを、大きくミートする、ことです。

誰だってミスは怖い。
ネットから離れた、ボールを打つ
ブロックも見えない、ボールを打つのは怖い。
私でも同じです。
こんなトスは上がってこないでくれ!と思うと
不思議と、そんなトスが回ってくるw
まして、レフトオープン、ライトオープンには
セッターからのトス以外の、二段トスを打つ。
宿命と呼べる、難題も背負っていますからねw

トスが離れたとき
踏み込み位置を、トスの落下点の後ろへ持ってくる。
入りすぎないことです。
トスが離れた分、助走は短くなるでしょう。
ジャンプは十分に出来なくても構いません。
ですが
その場跳びや、一歩助走になった時でも
しっかりひざを曲げて、腕の振りを使ってジャンプをする

そして空中で、ボールを自分の前で捉える
ことではないか、と思います。


練習の量をこなし
ありとあらゆるトスを、打ちこなす経験を
することで、怖さは克服できます。
そして、どんなスイングからミートをすればいいのか。
も、わかってくると思います。
要は練習かい!
それは、否めませんw


ママさんバレー、のように限られた時間しかない場合。
それは、アタック以外の、練習のときから
スイングとミートを意識して行うこと、ですね。

運動能力が高く、スピードもある彼女です。
バレーボールの技術的なところでは、プレー全体で
力が入りすぎてしまう、ところがもったいないな、と思います。


バレーボールにおいては、常に力が入っている状態だと
例えば、今まさに打つ!場合
ボールをヒットする瞬間に、力が入りません。
スイングで、腕の振上げのときから
力が、入ってしまっているからです。
ミートが思うようにできないのも
その力が入りすぎている、ところに原因があるのでは
ないか、と思っています。

力が入りすぎても、入らなさ過ぎても
上手くいかない。難しいですねw
ですが、ここがバレーボールの、奥が深いなー。
と思うところ、でもあります。
必ずしも、運動能力が高いものだけに
開かれた競技ではない、ということかな、と
私なりに解釈しています。
もちろん、運動能力が高い、に越したことはない。
とは思いますが。
どっちやねん!

私なりの考えで言えば、ミートにおいても
必ずしも、よくなくてもいいのです。
ボールが無回転であったり、どこへ打つかわからない
ほうが、レシーブはしにくいでしょうからね。


ただ、ミートができていた方が、打ちたいところへ
ボールコントロールができるし
無回転のボールも打てるでしょう。
左方向を向いて、右方向へ打つ、こともできますね。
結局は、ミートはできていた方が

バレーボールがもっとおもしろくなる。
と結論が出たところで、今回は終わりにしますw

試合前の練習。
次回は、レフトバックと、真ん中センター(中セン)
のレシーブの読みについて
お伝えしたいと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。











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