全国ママさんバレーボール大会 in奈良①

いよいよの全国大会です。
奈良県五條市 上野公園総合体育館シダーアリーナで行われました。
木をふんだんに使ってある造りの、とてもきれいな体育館でした。

11月15日(月)9時から開会式が始まりました。
全国18チーム、コロナの影響で出場チームは、とても少ない。です。
それでも、集まった18チームです。
開会式で、整列し待っている間、前の電光掲示板に
ようこそ!奈良へ。第52回全国ママさんバレーボール大会・・
の文字が流れて来たのを見たとき、何とも言えず感動して、泣きそうになりました。
ようやく、ここまで来れたのだなと。

1日めは、18チームが4ブロックに分かれて、予選を戦います。
各ブロック、残れるのは1チームです。
私たちが入ったのは、4チームのAブロックに入れました。
熊本、徳島、山梨、兵庫。対戦するのは、熊本と徳島です。
初戦、対熊本。
20代4人が中心のチームです。と紹介文にありました。
どこからでも打ってきそうです。

1試合めが始まりました。
熊本からのサーブ、1本め。
レフト側バック、ラインギリギリを、速い変化球が飛んできました。
こちらのレフトバック、レシーバーが素早く動き、最高のサーブレシーブを
セッターに入れました。
レフトエースが攻撃、拾われる。
相手が攻撃をする、こちらのレシーブが上がる、攻撃につなげる。
打つ。1点目を取りました!
最高のすべり出しです。

序盤はこちらのサーブが走ります。
熊本のチームは、レシーブに入る位置がとても良く、ブロックを抜いても
その位置に、ちゃんとレシーブに入っています。
徐々に相手もペースを取り戻し、こちらもリードを広げることができず
ゲーム終盤の17,8点くらいまでは、一進一退が続きました。
ゲームが動いたのは、19点めです。

相手のレフトアタックが、ブロックの上を抜けて、レフト側、クロスに飛んでいきました。
ブロックから降りて、ボールの飛んだ方へ振り向くと、レシーバーが右手を挙げています。
相手が打ったボールは、レフト側サイドラインを割って落ちました。

こちらのレシーバーの手に当たったのか、当たってないのか。
線審は、ワンタッチのジャッジ。
主審はアウトのジャッジです。
私は、当たったっぽいと思いましたが、その1点を取るか、取らないかで
19対17になるか、18対18になるか。
大きな1点となります。
副審と線審を呼ぶ、主審。

メンバーも笑顔ですが、内心はどうだったのでしょう。
私は、運、やね。と思いました。
どちらに転んでも、次の1点を取りに行くだけだと、思っていました。

主審のジャッジは・・・アウトでした!

19対17で2点リードしました。
そのまま、こちらの流れで第1セットを取ることが出来ました。

2セットめ。
相手はペースを崩してしまっています。
1セットめの勢いで、こちらのムードで取り、勝つことが出来ました。
大きな大きな1勝です。
うれしかったです。本当に。
熊本戦がヤマになると思っていましたから。

2試合めは、徳島です。
熊本と違って強打はないのですが、出だし、フォワードとバックの間、とか、
レシーバー同士の間、とか、ボールがいやーなところに落ちます。
足を止める、リズムを狂わす、ボールです。

そんなときは、相手のペースに合わせないで
落ちたボールは次上げたらいい、の気持ちで
切り替えて、流して、次を取りに行くことだけ、を考えることです。

ママさんバレーのチームにも、いろいろなタイプのチームがあります。
攻撃型、レシーブを上げてつないで粘り、相手のミスを待つ型。
攻撃型ひとつをとっても、コンビ中心なのか、
レフトの早いトス中心なのか、オープントスなのか、ライト中心なのか。
本当にさまざまです。

自分たちが、いろいろなタイプのチームと対戦していく中で
このチームには、こんな戦い方をしよう。
このパターンにはこう対処しよう、と勝つための戦い方、を組み立てる。
劣勢になった時は、気持ちの切替えをどうしていくか。
を考えて、実践することです。

まずは個人が、考えます。
自分をどう持っていくか、気持ちが下がりそうになったら
どう立て直すか、自分を独り立ちさせる、ことが大切です。
そこから、チーム全体で、の戦い方、切り替え方を共有する。
気持ちを合わせ、心を合わせることで、本当に強いチームになると私は思います。

2試合めの最初は、足が止まりがちでしたが
その後、自分たちの動きを取り戻し、勝つことが出来ました。
2勝し、勝敗率で予選突破です。

Aブロックの、代表になることが出来ました。
4つのブロックから1チームずつの代表、ということは
決勝トーナメントに残った時点で、全国のベスト4に入れた、ということです。

よかったー!!
兵庫からも、役員の方々や、メンバーの家族と、多くの方が
ちょっと遠い奈良まで、応援に来てくださいました。

試合中も、大きな声援を送ってくださり、本当に心強かったです。
役員の方々には、もちろん気も遣いますが
それでも、日々お忙しい中、現地まで応援に来てくれる。
そのことが、ほんとうに嬉しいものだなーとつくづく思いました。

2試合めの終盤で、脚の怪我をしてしまったメンバーがいました。
一番若手の、アタッカーです。
途中でメンバーを交代し、ベンチに下がりました。
2試合を通じて、調子がよかったから、本人は残念だろうと思います。

明日の決勝トーナメントは
バックライトに入っていたレシーバーが、攻撃に回り
バックライトに、別のレシーバーの子が入ります。
チーム全員バレーです。

みんなの力で掴んだ、決勝トーナメント進出。
ベスト4には入れた。
ここからどこまで勝つことができるのか、の挑戦。
怪我をした彼女の分まで。

あ、私ですか?
痛み止めを飲んで、試合でジャンプできるまでになりました!
もっと跳んで、もっと打ちたい、もっと動きたい、ですが。
試合ができるようになっただけ、正直ほっとしました。

きっと、大神神社のご神水のおかげですw
信じる者は救われる

いや、チームメンバーが支えたおかげだろう!と
みんな思っているに違いありませんw

その通りです。
決勝トーナメントも頑張ります。










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