アンダーパスです。
アンダーパスをしている人を見たことはありますか?
両方の手を組んでパスをしていますね。
やってみましょう。
手の組み方からです。
立った状態から、体の横にぶらーんと腕を下ろします。そこから
ひじを自分のほうに90度くらい曲げて、体の前で手を見ます。
手のひらは上向きです。
人差し指から小指の4本をくっつけます。親指は離れています。
2つの手の4本指同士を、ななめに重ねます。
自然に上になるほうが、利き手じゃないかと思います。
2つの親指を自分のほうに持ってきて、目の前でとなり同士にします。
てのひらは内側で、丸まりました。中は空洞になりましたか?
もうひとつあります。
ひじを自分のほうに90度に曲げて、手のひら上向きで、体の前です。
5本の指を大きく開いて、手のひら同士を向かい合わせて、内側に向けます。
2つの手のひらを近づけて、お祈りをするときのように指と指の間に
もう一方の手の指を入れて組みます。
これも、利き手の親指が自然と上になっているのではないでしょうか。
私が知っているのは、この2つの組み方です。
どちらの組み方がいいか、自分のしやすいほうでいいかと思います。
アンダーパス、レシーブ、サーブレシーブでも、同じ組み方ですると思います。
自分が思う、早いボールが来ても組みやすく、強いボールが来ても
崩れにくい組み方で、練習を始めるのがいいと思います。
次です。
アンダーパスの、体の形をしていきましょう。
足を肩幅にひらきます。
ひざは、まだ伸びたままでいいので、手を自分の組み方で組んでみて
ひじを伸ばしてみましょう。
肩の力は抜きます。
アンダーパスは、腕を伸ばした手首とひじの間、細かくいえば
ひじから3~5センチメートルほど手首寄りの場所で、ボールを捉えます。
手はいったん離します。
構えてみましょうか。
足を肩幅より少し広めに置き、ひざを曲げます。
低く構える必要はありませんが、上半身を少し前に傾けます。
ひざの上に体重が乗って、太ももの筋肉がしんどいな、くらいです。
腕です。
体の横のぶらーんとした状態から、体の前に持ってきます。
腕を伸ばして、伸ばしたところで手を組んでみましょう。
肩の力は抜きます。
腕の位置は、下過ぎず、上過ぎず、曲げているひざの角度と同じくらいです。
ボールは使わないで、やってみましょう。
その状態から、ひざを曲げたまま、右足を一歩前に出してみましょう。
主に右足のひざの上、太ももに体重が乗っていますか?
右足を戻して、今度はひざを曲げたまま、左足を一歩前に出しましょう。
主に左足のひざの上、太ももに体重が乗っていますか?
実際に、ボールを捉えるときは、両足が揃っていることはあまりありません。
どちらかの足を一歩前に出して、ボールを捉えます。
アンダーパスの形は出来ました。
次回は、ボールを使って、体の使い方の練習をしていきましょう。
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