ママさんバレーのオーバーパス

今回は、バレーボールを長年している人に向けて
オーバーパスについて、お話ししたいと思います。

オーバーパスが得意で、バレーボールをする上で問題なし!という方は
大丈夫です。そのままで続けていただけたらと思います。

ママさんバレーのチームに所属して、練習もしているけど
どうもオーバーパスが苦手だ
あまりオーバーパスをしたくない。
という人は読んでいただけたらと思います。

自分がどんな形でオーバーパスをしているか、客観的にご覧になったことはありますか?

私が見ていて、基礎練習がしっかり出来なかったんだな、と思われる形は

指が開いていない、ふんわりと丸まっていない。
おでこでボールを捉えることが出来ていない。
ボールを捉えるときに手の形が三角形になっていない。
そして、大体、顔の中央でボールを捉えています。
ボールの下に入りきれていない状態です。
そこから飛ばそうとするので、ボールをすくうような手の動きになり
ハンドリングがきれいにいきません。

このオーバーパスのしかたで、癖ついてしまっています。
どうしたらいいのでしょう?

私は、ここから修正するのは、正直難しいと思います。
なぜなら、ママさんは練習する時間が取れないからです。

なんやねん!ですよね。
でも、今の自分の、何故か、うまくいかないオーバーパスの原因を
把握することは出来ます。
手の形はどうですか?
親指が前に出てしまっていませんか?
その形だと親指を突き指してしまいます。
今の手の形から、小指を向こう側へ持っていきます。
親指が自分側へ来ました。
人差し指と親指の、両手の形が三角形になりましたか。
その形でボールの下に入る。
おでこでボールを捉える。オーバーパスをしましょう。
両方の親指を、まゆ毛の位置まで上げる。
そこが、おでこで捉える位置です。

ママさんバレーには、ローテーションがありません。
バック(後衛)のオーバーパスが苦手だ!という選手は、ボールが飛んで来たら
素早く下がって、アンダーパスでトスを上げたり
セッターへ持っていったらいいのです。
積極的にオーバーパスをしなければいいと思います。

フォワード(前衛)や、コート真ん中の中センと呼ばれる選手は
つなぎなど、オーバーパスをする機会も多くあります。
なかなか、オーバーパスを避けては通れません。

まずは、今の自分の上手くいかない原因を、把握し
改善するところを、いつも意識して、その形で練習することです。
限られた練習時間の中で、気をつけて練習をすることで
少しずつ、改善出来たらいいと思います。

私は、ママさんになってまでバレーボールをする以上
チームが仲良く、楽しくバレーボールをした方がいい。
と、いつも思っています。

ただ、苦手だなと思うことを、ひとつでも減らした方が
より楽しめるのではないかと思います。
特別に練習しなくていいのです。
ボールを触るときは、何となくするのではなくて
ここを改善しようと、意識して練習する
ことに、挑戦してみて欲しいと思います

いくつになっても、上手になれますよ。
一緒に、頑張っていきましょう。

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